さ~て、先日、ある文章を読んでいましたら、『四座雑色』と言う言葉が登場しました。

 

小職、全く、意味が分からず、そこで調べて見ました。

 

江戸時代、京都町奉行の下で禁裏・摂関家などの供奉・警固、将軍・所司代などの送迎・警固、祇園会他の寺社祭礼の警固、牢屋敷管理、洛中・洛外の検使・追捕・刑場・法廷の立会、洛外の法令伝達、芸能興業取締などにあたった町役人の事が、四座雑色だそうです。

 

四条室町辻で京都を4分割して各方内(ほうだい、方面の事)を上雑色と呼ばれた五十嵐(北西)・荻野(北東)・松村(南西)・松尾(南東)の4家が統轄したので四座の名があるそうです。

 

上雑色の下には下雑色(各2名)・見座・中座他がいた由。

 

室町時代の侍所で祇園会警固・召人搦捕などの雑事に従事した小舎人雑色が淵源だそうです。

 

尚、当初は、もとは五十嵐・荻野の2氏のみであったものの、足利義政の頃、松村・松尾の両氏が加えられた由。

 

慶長6年(1601年)、所司代・板倉勝重が四座に各方内を分担させ、以来幕府の京都支配機構の末端に組み入れられたのだとか。

 

ん~、勉強に成りました。

 

と、言う事で、本日の小職の予定です。

 

今日は、山積した書類と格闘します。尚、朝夕は、社会福祉法人に参ります。