さ~て、古今和歌集(古今集)の解説文を読んでいましたら、紅葉傘、と言う言葉が出て来ました。

 

小職、はじめて見る言葉です。そこで、調べて見ました。

 
古今集・秋下の『雨降れば笠取山のもみぢばは行きかふ人の袖さへぞ照る』から、照る笠の意味で日傘や日照り傘を指す由。
 
また、中央を青土佐紙、周囲は白い紙で蛇の目に張った雨傘で。貞享年間(1684年~1688年)頃から江戸に流行し、初めは日傘にしたのだとか。
 
さらに、キク科の多年草で、山地の林下に生え、高さ約90㎝。茎は直立し、葉は手のひら状に裂けていて、互生する由。夏、白色か紅紫色の花を円錐状に付けるそうです。若芽は食用出来、『しとぎ』『もみじそう』、とも言うそうです。
 
ん~、どうも『紅葉傘』と言うモノは、傘と植物を共に指すものの様に小職は理解しました。
 
皆さんは、どの様なモノをイメージしますか?