さ~て、根津美術館で、和菓子の老舗「虎屋」に伝わる「御雛さま」の特別展が、3月29日(土)まで開催されているそうです。

 

以下、公式ホームページを転載させて頂きます。ただ、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。

 

3月3日。この日に男女一対の雛人形を飾り、雛節供として祝う様に成ったのは、江戸時代に成ってからの事で、江戸の地でいち早く年中行事として行われる様に成りました。

美しい内裏雛に加えて、江戸時代後期に成ると、付属する人形や雛道具の種類も徐々に増えました。この往時の華やぎを彷彿させる、質・量共に優れたコレクションが、虎屋の所蔵する雛人形と雛道具です。

室町時代後期、16世紀前半に創業したとされる和菓子の老舗である虎屋は、江戸時代を通じて京都で御所の御用を勤めて来ました。しかし、遷都に伴い、明治時代には東京にも店を構える事と成ります。

14代店主・黒川光景(明治3年(1871年)~昭和32年(1957年))は、明治30年(1897年)に生まれた娘・算子のために雛人形を調え、雛道具を蒐集しました。雛人形は愛らしくも品格漂う京雛。一方で雛道具類の大半は、江戸の贅のひとつに数えられた上野池之端の七澤屋製で、極小ながらも細部まで美しい細工が施された作品が、漆器を中心に多種多様に揃います。

これら虎屋の雛飾りを根津美術館でご紹介するのは、平成18年(2006年)、平成24年(2012年)に続き3回目となります。初出品となる作品も加え、コレクションの主役である雛道具の種類の豊富さをあらためて実感して頂きます。

今回は同時に、根津美術館で所蔵する婚礼調度も併せてご紹介します。雛道具の原型とされる婚礼調度とミニチュアの雛道具とを比較しながら、江戸の細密工芸の世界をお楽しみ下さい。

以下は、開催概要です。

 

会期 2020年2月22日(土)〜2020年3月29日(日)
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会場 根津美術館 展示室 1・2 Google Map
住所 東京都港区南青山6-5-1
時間 10:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
2月25日(火)
※ただし、2月24日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1300円(1100円)
学生 1000円(800円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金、障害者手帳提示者及び同伴者1名の料金
TEL 03-3400-2536
URL

http://www.nezu-muse.or.jp/

 

と、言う事です。興味深い特別展ですね。

 

では、本日の小職の予定です。

 

今日は、NPO法人事案に伍します。合間を縫って、書類の山と格闘します。