男子たるもの・・・ | 南空知文庫

男子たるもの・・・

 さて、6月も中盤戦を終えようとしている昨今、私も日本男児の端くれとして{文庫的男子の作法}を考えてみました。

 それが下記のこれス。

 一つ: 男子たるもの、週に一回は落語本片手に昼飲酒、夜は街の粋な酒場で、距離感の絶妙なマスターを肴にサイレント飲酒を嗜み、意識の覚醒と混濁の間を彷徨うべし!

 一つ: 男子たるもの、毎夕間暮れには土をいじり回し、その指先から微生物の蠢きや腐朽堆積物による諸創生時間軸を感じるべし!

 一つ: 男子たるもの、半月に1回はウイングの付いた車(戦闘車)で峠道コーナーを攻める獅子の如く、ママチャリにて、サイクリングロードのコーナーを喧嘩上等な姿勢で攻めるべし!

 一つ: 男子たるもの、古女房の小言には、態度は正座・心は「あっちむいてホイ。」の了見で爽やかに挑むべし!

 一つ: 男子たるもの、「なんじゃこりゃ?、なんだかよく分からねぇ~絵だなぁ。」等々、心ある第三者の言動・動向にひるむ事無く、年に必ず一作は、その全理力全入魂な絵画を創造すべし!

 一つ: 男子たるもの、いつ何時にリサイタルのオファーが来ても良いように、小粋なオリジナル曲(アテ振りは不可)をその懐に隠し持つべし!

 
 ・・・・上記の訓示を読んで「う~む、私はちょっとこれらはなぁ・・・」とうつむいてしまった貴方は、手っ取り早くこの曲を聴いて、心の中の”ブロンソン”を勃起させてみましょう。

{ マンダム~男の世界 / ジェリー・ウォレス }



 では一句

   ~ 男在り・肩身の広き・男道 ~


   押忍!