壁描いて壁を砕いてまた描いて・・・ | 南空知文庫

壁描いて壁を砕いてまた描いて・・・

 只今、何故か壁ばかり描いています・・・ というより何を描いても壁ばかりという・・・

 なので壁を前に「こんなんつまらんなぁ・・。」と思いつつ壁と付き合っています。

 壁の向こうのアレやコレやを描きたいのですが、何かが欠乏しているのか、目の前は「あ~あ、どういじくってもこりゃ壁だぁ・・・。」な壁面ばかりでなんだかなぁ・・・です。

 画面になる予感ゼロの中、絵具の無駄だと感じつつ、この壁を無かった事にして次にも行けず・・・

 くだらないなぁ・・・・と思いつつ、思惑のパースになんの取り柄の無い男な以上、この呑気な袋小路と遊びましょう・・・・の了見であります。

 「けっ、こうなりゃこの壁が透けるまでとことん付き合うとするかいな。」


{ 描きかけの、で、見込みの無いであろう壁の画状況 }
$南空知文庫


 「壁、人間界が生んだ境界としての物質・・・ ってまた軽いなぁ俺の言葉・・・。」by私

 「そうじゃないの、言葉が軽いのではなくて、貴方が軽いのよ。」byマキさん

 「うっ・・・。」by私


{ 浅川マキ / あの男のウォーキング・テムポ }



 では一句
   
     ~ 境界を 砕き胡乱な 野に踊れ ~


 ・・・・・おやおや、言うはやすしきよしってね(笑)