支援の問題【物資支援の問題】vol.1 | RSA JAPAN絶賛活動中

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南三陸町復興支援事業を行っている団体 RSA JAPANのブログです。南三陸町災害ボランティアセンターを拠点として活動を行っています。皆様の温かいご支援よろしくお願い致します。


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日常でも必要な物以外がご自身の手元にドサッと
届いた時、みなさんはどのような反応をするでしょう。

大量のお歳暮が全部サラダ油だけだったらどうしますか?
しまいきれない程いっぱいに届くのを想像してください。

「ありがたいけど、困ったな…。どうしよう。知り合いに分けてみようか。。。」
そんな感じでしょうか。

支援の現場に置いてはそれは、ものすごい数で運ばれてきます。
千羽鶴やメッセージは確かにありがたく励まされる時期もあるでしょう。

しかし、それが1000個も1万個も小さな町のボランティアセンターに
届いた時、あなたはスタッフだったらそれをどうするでしょう。

毛布だってもう2回災害がきても間に合うのではないかと
いう程あったらどうしますか。

子どものいる学校や施設は既に同じようなもので必要な物資の
保管のスペースまで埋めてしまっていました。

しかし、被災地は「送らないで」と発信する事はできません。

もしそんな発信をすれば、
「物資が山積みでむしろ困ってるだろうから、物を送っては迷惑だ。」と思われ
必要な支援も滞ってしまいます。

続く・・・