過剰に謙遜せざるを得なかった2024年5月 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

過剰に謙遜せざるを得なかった2024年5月


5月31日(金)夜21時。
長野県の信濃大町にいます。
明日から約1週間、立山黒部アルペンルートの室堂で中国語を沢山話してもてなすバイトです。
充実してる?してるわけないです。
殆ど「世捨て人」だと自覚してます。
……いや、本名の広田伸一として厚生年金の保険証を所持してる時点で「世捨て人」ではありません。「世捨て人」ですらありません。この期に及んで真っ当な人生を歩みたいと思ってる「普通の底辺」です。ツマンナイ人間になってるかもしれません。嗚呼、今夜も自己嫌悪、皆様こんばんわ、南野やじでございます。

今月、芸人としての唯一の現場は5月19日(日)東京·小岩でのステージイベントのMCとネタでした。実に5年ぶりの野外ステージでした。

イベント自体は大盛況。
僕自身は無様な舞台。
でも、御客様が楽しかったならば、スタッフの皆様が喜んでもらえたならば、オールオッケー。

僕の前にステージを務められた加納真実(かのうまみ)さんと銀幕一楼(ぎんまくいちろう)さんのパフォーマンスが圧巻過ぎて、MCをしながら心が折れていきました。その挙げ句、あろう事かステージ上で思わず「わぁ〜このあとネタやるの嫌だ〜」と愚痴をこぼしてしまい、実際ネタも終始スベってました。王春眠(わんしゅんみん)として初めての野外営業でしたが、課題ばかりが残るステージでした。

考えてみれば、MCとネタ両方やった現場は初めてだったかもしれません。MCは、やはり全体の雰囲気をまとめる仕事なので、とにかく共演者の方を盛り上げる役割に徹します。しかし、ネタをやる場合は「我(が)」を全面に出していかなきゃいけません。

基本、MCに徹していたので、なかなか「ネタをやるぞ!」というスイッチが入り切れなかったのかもしれません。「良い塩梅」に振る舞えませんでした。とどのつまり、周囲の皆様に謙遜し過ぎたのです。

もし機会を頂けるならば、来年も「こいわの日」のMCとネタをやりたいです。「営業用·王春眠」のステージを今度こそバチっとカマしたいです。