時間の流れが特殊だった2020年 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

時間の流れが特殊だった2020年


熊本にいると、まぁ至る所に『くまモン』さんがおりまして、朝食の時から登場します。
肉体的な疲労が少したまった南野やじでございます。

2020年。上半期は、とてつもなく長く感じ、下半期は、あっという間でした。よく分からない時間の感覚です。

今年は、やはり福岡県小郡市のNPO法人での住み込み生活が大きな転機でした。ここで働きながら、今迄の自分を全否定し、まずは芸人どうこう以前に「広田伸一」という人間が立派にならねば駄目だと感じました。私には『底力』がありません。このまま人生を終えるのは嫌です。頑張らなければ。

その後、熊本城で「中国語対応案内スタッフ」という肩書きで働く事になり、規則正しい生活を心掛けました。朝は5時に起床するようになりました。なので『おべんとうのヒライ』の中にある食堂スペースで摂る朝食がメッチャ美味いんです。林家こん平師匠の決め台詞「今日も元気だ、ゴハンが美味い、こん平で~~す!」ではありませんが、五体満足で元気に過ごせる事の素晴らしさ。だからこそ、前を向いて生きていく事ができます。

人前で舞台に立つ機会が全く無い日々。しかし、全ての経験は『芸の肥やし』だと思って、とにかく黙々と働きました。

昨日、radikoのタイムフリーで、12月27日放送分の福岡LOVEFM『HOT CHINA』を聴きました。2回目のゲスト出演でした。感謝です。番組内でも申し上げましたが「今、日本にはオモシロイ芸人が沢山います。私が、これから芸人として生き残っていく為には、中国語のマスターが不可欠です!」という言葉。己に毎日、言い聞かせてます。中国語検定準1級試験の結果は不合格でしたが、間違いなく上達したはずです。早く、中国でネタがやりたいです。

そして、有明ミッショネルズ。
このままでは、終われません。
去年、今年と、2年連続の1回戦敗退。
情けない。
せっかく、こうして熊本にいるわけですから、イサオ君(ばってん荒川Jr.)と会って時間をかけてオモシロイ事を沢山考えます。

イサオ君から指摘されたキツイ一言。
「やじさんは、嘘をつく事が出来ない。」

その通り。2016年3月30日『高田純次』というタイトルのブログに、同じ内容の事を書いてます。こんな偏屈な芸風は、私が上手く「嘘をつく」事が出来ないからです。先日、私がTwitterで「南野やじよ!嘘をつけ!!」と呟いたのはそういう意味です。とどのつまり、私には気持ちに余裕が無いんです。それをわざわざこうしてブログに書くんです。駄目ですね。イサオ君からは「ある意味それは長所ですけどね。」とは言われましたが……。

お互いに大変な1年でしたね。来年も厳しい状態は続くかもしれません。それでも『元気いいぞう』サンの歌『まぁ生きていれば良しとする』のように、自分らしく、尚且つ、少しは世の中の流れに上手く対応出来るように2021年を生きていこうと思います。

皆さんも、どうか御安全に!
いつも、気にかけて頂きありがとうございます!