自閉症 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

自閉症

2008年の4月1日に『南野やじの他力本願2』というブログを始めて12年以上が経ちましたが、まさかこんなタイトルで日記を書く日が来るとは思ってもいませんでした。

自閉症(じへいしょう)。

私は素人のまま、いきなり生活支援の現場に飛び込んだものですから専門的な知識等は今後少しずつ学んでいこうと思いますが、この「自閉症とは何か?」という問いにどう答えて良いか現段階では、その模範解答が分かりません。

それでも私なりに思った「自閉症の特徴」を箇条書きで書くならば……。

①原因不明の生まれ持った脳の障害である
②言葉を用いた意思伝達が非常に難しい
③同じ動作を何度も繰り返す強い拘りがある
④排泄行為を正常に出来ない事が多い
⑤視覚的な要素から情報を取り入れてる
⑥自閉症の特徴は個々のケースで違う
…………といった所でしょうか。

私は現在、先輩の職員さんに付きながら、主に4名の男性利用者様の御世話をさせて頂いてます。それぞれ50代前半の方、30代前半の方、20代前半の方、10代後半の方です。

一日の流れはというと、朝、皆さんを起こして朝食を取り、各々に飲み薬の服用補助、歯磨きに整容(せいよう)、トイレ誘導。午前10時に皆でラジオ体操をやったら、その後は所謂「活動時間」となり、皆さんが少しでも日常生活を自力で行えるよう様々なアプローチで我々がサポートをして、合間に昼食、毎日ではないが入浴介助があって、3時には気持ちばかりのおやつが提供され、その間も我々は随時コロナ対策を徹底的にやりつつ、各利用者様の体温をチェックし、早めの夕食後からの塗り薬の手伝いを済ませたらパジャマに着替えさせて夜勤スタッフに引き継ぎ……という流れです。

勿論、仕事としてやらせて頂いてる訳ですが、それ以上に半ば無理矢理にでも「身内」だと思って接するように心掛けてます。本来、私は心が冷たい嫌な人間だと自覚してます。だからこそ私自身の「体力とメンタル」がエネルギー満タンじゃないと絶対に務まらない仕事なのです。よって私自身の普段の生活も非常に規則正しくならざるを得ません。

人間対人間として接しています。
当然、苛立ちを感じる場面も沢山ありますし、心が折れる場面も既に何度か味わいました。

でも、今の経験が、これからの自分の人生に、大いなるプラスとなる事は間違いないと思います。

「生きるとは何か?」を根底から考えさせられる日々です。

………これは、果たしてピン芸人のブログと言えるのだろうか?

気分転換にネタ作りします。