信頼関係と愛情の有無 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

信頼関係と愛情の有無

御世話になっております
南野やじでございます。

便利な世の中になったのか
面倒くさい時代になったのか
良くわかりませんが

昔なら黙認黙殺された
ありとあらゆるハラスメント
SNSの普及に伴い
何かのキッカケで世間に晒されます。

結局は各々「受け手」がどう感じてどう判断するかの話です。
そして「送り手」に気配り心配りが有ったか無いかの話です。

ダウンタウン松本さんの『遺書』の中で
「君たちはイジメというものを全然理解していないのだよ」という一節があります。
御存知の方も多いかと思いますが、これは以前、フジテレビ「ダウンタウンのごっつええ感じ」の中で東野幸治さんの髪の毛がチリチリで、かた焼きそばの麺みたいだと、何度も東野さんの頭部に熱々の餡をかけるというやり取りがありました。
当時、私自身は腹を抱えて爆笑しましたが、視聴者の中には、これは不快だイジメだ、と感じる方も一定数いらっしゃったと伺ってます。それに対する松本さんの反論です。

これは、松本さんと東野さんとの信頼関係が有ったからこそ成立したものです。

日テレ「お笑いウルトラクイズ」もそうです。無茶苦茶だったじゃないですか。でもゲラゲラ笑いましたよ。これもやはり制作スタッフと出演者の間での信頼関係と「笑い」に対する強い愛情があるからこそ成立したものです。

勿論、世間には「笑い」に端から興味の無い方、もしくは低俗なモノだと軽蔑する方も少なからずいらっしゃると思いますので、私がそういう方々と信頼関係を築く事は至難の技だと認識してますし、可能であれば極力関わりたくありません。

すみません、話がそれましたが、日大アメフト部悪質タックルの話です。

一視聴者としての意見ですが、これまでの一連の報道を見て、監督コーチ陣と選手の間に信頼関係と愛情が有ったとは、どうしても思えないのです。

Twitterでも呟きましたが、先日、日テレG+で陸上の関東インカレを見てたんです。
男子4×400mリレー(マイルリレー)決勝。
スタート前に出場する各大学のメンバー4人が、カメラの前で多少の「おふざけ」も含めた面白いパフォーマンスをしてからレースに挑むんです。そんな中、日大チームは4人全員が神妙な面持ちでカメラに深々と一礼したんです。そして、レースには見事優勝です。確か今回、日大は圧倒的な強さで総合優勝だったんです。
なんか、変に感動しました。
だから、その模様を見た限りでは、日大陸上部に関しては、指導者と選手との間に信頼関係と愛情が有ると勝手に認識してます。

言葉の表現や態度や振る舞いには神経を使いますが、まず何よりも相手の立場になって常に考えていけば、基本的に揉める可能性は低いと思うのです。

今日は夜7時からNBCラジオリスナーの皆様とのビアパーティーです。
皆様との信頼関係を上手く築けるように、誠実に悪ふざけをやれたら幸いです。