大阪
御世話になっております
南野やじでございます。
……何度も何度も「これが最後」と思って挑んでいるR-1。今年で、とうとう16回目の挑戦となりました。
私が辛うじて芸人を続けていけたのも、この賞レースがあったからこそ。
2015年大会の予選3回戦、京都の祇園花月で「お経漫談」が全くウケずに敗退。もはや本当の葬式。まるで護送される罪人のように長崎までバス移動した事は、3年経った今でも苦い想い出です。
それでも、どうしても、未練があって、必死にもがいた末の、今のスタイルです。
昨日、楽屋でナオユキ先輩(大阪松竹のベテラン、2011年のファイナリスト。)から「えっ!やじ君、その格好、何なん?」と声をかけて頂き「兄さん、実は私、かくかく然々…」と答えた私。
無事に10年連続で2回戦を突破しました。
最後に準決勝まで残ったのは5年前です。
決勝に進出したのは2002年の秋と2004年の春です。牧歌的だった関西ローカル放送時代の話です。
だから、私は、本当の意味でのR-1ファイナリストになりたいという思いがあるのです。
この思いを果たすまでは、戦えるネタがある限り出続けてやろうと、今はそう思ってます。