九〇年代 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

九〇年代

5月22日。日曜日だと
昨日一昨日と密度の薄い日記に自己嫌悪。
この時間帯に取り敢えず日記を書く南野やじでございます。


いわゆる「平成生まれ」或いは「ゆとり世代」中国語で言うなら「90后(ジョウリンホゥと言います。1990年代生まれの世代)」の方々と積極的に話をするようにしてます。


彼ら又は彼女らと会話をする事で感性を磨くというかパクるというか、正直な話、自分が芸人としての「鮮度」を保てているかを確認したいからです。


例えばウチの愛弟子、平気アンポ(たいらぎあんぽ)は1993年3月2日生まれの現在23歳です。彼と話す事で私が色々学ぶ事もあります。彼は私を慕って師匠と呼び、私にとっても確かに愛弟子ではありますが、それ以上に「競争相手」と思っています。


先週、福岡のライブバーを紹介して下さったシンガーソングライターの「赤い靴」さんは1992年1月25日生まれの24歳。以前、長崎でのイベントで御一緒した際、この方に興味を持ちました。甲本ヒロト氏に会った嬉しい思いを自身のオリジナルソングにしたり、どこか中島みゆき氏を彷彿させる狂気じみた歌が個人的に好きです。昭和の香りを漂わせる平成女。近い将来、異人さんという名のプロデューサーに連れられて世に出る事を祈ります。


私の母校、長崎県立西陵高校の16学年後輩に当たるマジシャンのTAKUMIさんはアンポと同い年。但しマジシャン歴は既に10年のベテラン。JR九州のクルーズトレインななつ星の車内ではクローズアップマジックを披露。この度、地元大村市に自ら経営するマジックバーを開店。そりゃあ、年下ですけど「さん」付けになります。


私よりずっと若い方がエンタメの世界でガンガン戦ってるのを目の当たりにすると、性懲りもなく「悔しいなぁ」とか「負けたくないなぁ」という気持ちになります。芸人を名乗り続ける以上、この気持ちは持ち続けます。大切な事だと思いますので。