小鴨由水選手 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

小鴨由水選手

南野やじでございます。


昨夜遅く、たまたまTBSを見ていたら「石橋貴明のスポーツ伝説…光と影」という番組が放送されていて、女子マラソン・小鴨由水選手の特集が。
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よ~~く覚えてます。よ~~く覚えてます。40km走った挙げ句、最後の最後にモンジュイックの丘を駆け上がるコース。92年のバルセロナ五輪当時は高校1年生。一応、バリバリの陸上部員でした。


この頃の日本のマラソンは男女ともメチャメチャ強くて、男子が森下広一(銀メダル)。中山竹通(4位)。谷口浩美(8位)。女子が有森裕子(銀メダル)。山下佐知子(4位)。そして小鴨由水(29位)でした。順位、合ってますよね?


番組では舞台裏が詳しく紹介されてました。小鴨選手は本当に本当に苦しかったんだなぁ……と。マラソンランナーとして天才過ぎた故に、そして一人の女性として優し過ぎた故に、我々凡人には到底体験出来ないプレッシャーを味わい、過酷な運命に振り回されたんだなぁ、と。


あまりの重圧に耐えかね、マラソン出場を辞退しようと本気で思い詰めてた際に、小鴨選手の中学時代の恩師が彼女に言った言葉。「五輪のマラソンは大阪国際優勝の御褒美だと思って走りなさい。走るのが好きだから頑張ってきたんだろ?今やれる精一杯の走りが出来たら、それで良いじゃないか!」凄い先生です。これぞ教師ですよ。そこの再現シーンはボロボロ泣きながら見ましたね。


現在は福岡で生命保険の会社に勤めながら西日本短大駅伝部の指導者もされてるそうです。


…………、いやぁ、なんか当時を思い出しますね。谷口浩美選手の「と、途中で、コケちゃいましたぁ。まぁ、これも運ですね、ハイ。精一杯やりました。」と終始笑顔でインタビューに答えてたシーンとかハッキリ覚えてます。


で、個人的には中山竹通選手がもう大好きで。本物の「THE破天荒」ですもん。本当はこの方の特集とか見たいんですよ!


有森裕子選手も、銀メダルでしたけど、本人の中では不完全燃焼だったみたいで、それが四年後のアトランタ五輪の「初めて自分で自分を褒めたい」発言に繋がるわけですが…………、あ~駄目だ、これ以上振り返ると、お経独演会の倍以上の尺で話さないと気が済まなくなります。というわけで、いつかこのテーマだけでトークライブがやりたくなりました。