東京帰還 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

東京帰還

南野やじでございます。


明日、東京へ「戻ります」。


敢えて、こう表現させて頂きます。
明日、東京へ戻ります。


ルミネtheよしもとの舞台に再び立たせて頂き、本当に嬉しいです。


明日、お客様にネタを見て頂く事が本当に嬉しいです。


司会の、はりけ~んずさんに御挨拶出来る事が本当に嬉しいです。


スタッフさんにも御挨拶出来る事が本当に嬉しいです。


何より、今、笑いの第一線で戦ってる芸人さん達と真剣勝負出来る事が本当に嬉しいです。


故郷長崎はイイ所です。なんだかんだ言ってみんな優しいし、仲間意識が強いし、身内も沢山いるし、よく「広田く~ん!」とか「伸一く~ん!」とか声をかけられるし、食べ物は凄く美味しいし、酒も少し飲めるようになったし、もうすぐランタンフェスティバルだし、とても素敵な場所だと思います。


でもですね……………。


このままで終わるのは嫌です。


なんとか、世間に爪痕を残したいです。自分が芸人として生きた記録を一つでも多く残したいです。


とりあえず明日、そのチャンスを頂きました。本当に嬉しいです。


芸歴19年になりますが、明日も例年同様凄く緊張すると思います。当たり前です。たった3分で人生が変わるかもしれない舞台なんです。皆さん、人生を懸けて挑んできますから。


本当は、去年で完全に諦めてました。


でも、全国の「やじ組」の皆様に支えられ、またこうして参戦する事が出来ました。


合否は審査員の皆様が決める事ですから、わかりません。私は、ただ己のベストを尽くすのみです。


下世話な、しょうもないネタだけど、最後の最後に、身一つで音響も小道具も一切不要で戦いに挑みます。身一つって粋ですよね。私の十八番「お経漫談」と違って、まぁ長崎からの移動が楽で楽で………。


明日は、長崎空港まで、非公認の愛弟子「平気アンポ」君に車で送迎してもらいます。私は、まだ師匠と呼ばれる器の芸人では到底ありません。でも、アンポ君は自分の人生を変えたい思いで私に弟子入りを志願しました。非公認という形ですが、私の愛弟子です。南野やじを認めてくれた男です。アンポ君、私の前に現れてくれて本当にありがとう。


私はアンポ君にいつも言います。ネタを披露する時は「大きな声で。ゆっくり。丁寧に。」と。偉そうに言ってますが、これは私自身に言ってるんです。


あ~、毎年恒例の、熱くなってテンションが上がる、いつもの自分です。やっぱり私は、こういう性格です。サバサバしたクールでドライな冷静沈着の男にはなれませんでした。


明日は東京だ。
ルミネの舞台だ。
ガチンコの真剣勝負だ。
嬉しいな。嬉しいな。