深夜独言 | 南野やじオフィシャルブログ「南野やじの他力本願2」by Ameba

深夜独言

やじです。
真夜中に失礼します。


先日、五代目柳家小さん師匠の「不動坊」と「長短」をFM諫早で聴く。(木曜朝10時~東京からの番組です。)


また落語に挑戦したい。以前二度やっただけ。(しかも二度とも演目は「初天神」)


トークが下手くそなのは落語をきちんと勉強してこなかったからだ。大学時代、落研だったのに一切落語に触れずに糞みたいな一人コントばっかりやってた。それはそれで財産ではあるが。やっぱり若いうちにもっと義務的にでも落語を聴くべきだった。畜生。もっとこれから聴いて学んで取り組もう。誰か一緒に落語会でもやろう。


水道橋博士さんの書籍「藝人春秋」を購入。熟読。そして撃沈。諸先輩方の凄さを思い知り、自分自身の拙さを思い知る。過ぎた時間は取り戻せない。自分が出来る自分らしい笑いをやり続けるしかない。私の財産は16年以上社会の底辺に這いつくばって生きてきた事。才能無い癖に今日まで続けてきたのは「お笑い」が好きで「お笑い」こそ究極のエンターテイメントだというのが私なりの結論で何より負けたままで「お笑い」に決別したくないから。


NHKのケータイ大喜利とオンバト+を立て続けに観る。みんなオモシロい事をよく考えるなぁ。刺激を受ける。機会があればオンバト+に挑戦してみたいものだが、芸歴的にも芸風的にもNHK的にNGらしい。


地元長崎県諫早市では市川森一展が25日まで諫早図書館にて無料で行われており、視聴覚ホールでは連日、ドラマ「親戚たち」のアーカイブが放送されている。今から28年前の7~9月クールにフジテレビ木曜夜10時の枠でやってた作品。地元諫早が舞台の話。お金を払わずに鑑賞させて頂いたので、具体的な感想には言及しないが、私はこの脚本家をどうも好きになれそうにない。多分それは、私自身が演劇というジャンルにさほど興味が無いという事、フィクションよりはノンフィクション、事実は小説よりも奇なり、という私の価値観の裏返しかもしれない。市川先生は妄想の天才だと思った。ただ私はケンコバさんの妄想を好む。


諫早の懐かしい街並みの映像だけは見応えがあった。