ハネムーンinアフリカ・世界でいちばん熱い旅~その20
◆瑠璃色の空とプールが彩る黄昏時◆



危うく遭難するんじゃないかと思ったシュノーケリングツアーから帰ってきた続きから。。

シュノーケリングツアー終了後、ヌングイの美しいビーチをのんびりと散歩しながらホテルに戻り、シャワーを浴びてベッドにゴロリとしたら一瞬で眠りに落ちてしまった。
ツアー中はほとんどの時間船に揺られていただけなのに意外と疲れていたようだ。
目が覚めたら辺りが暗くなり始め、空が青みを増し始めている頃だった。

ベランダに出たらプールが美しくライトアップされていたので、まだ眠りについているうさこさんを置いて一人でカメラを持って出掛ける。
誰も居なくなった黄昏時のプール。



空と水面が同じ瑠璃色に輝きとても美しい。

不思議な形のデッキ・チェアはこの時間もとても絵になる。



横になってのんびりとしたいところだが、ブルーモーメントの時間はほんの一時なので我慢。
昼間賑わっていたプール内のバーも今は静かに佇んでいる。



代わりに賑わいを見せているのがメインレストラン。



夕食時間が始まったようで明るい声と音楽が聞こえる。

レストランとは反対方向のビーチを目指す。
2階左から2番目の我々の部屋の明かりはまだ暗いまま。うさこさんはもう少し休ませてあげよう。

 


このホテルは3階建てと2階建ての建物が混在していて我々のところは2階建てだ。

シュノーケリングツアーから帰ってきた時の喧騒が嘘のようにひっそりと静まり返ったビーチ。

 


こんなに美しいのに誰もいないなんてもったいない。
太陽大好きヨーロピアンに不人気だった屋根付きプールは昼よりさらに美しさを増している。

 


ほんと、これで温泉だったら最高なのに。せめてジャグジー。。

馬鹿な事を考えているうちに、あっという間に瑠璃色から黒に飲み込まれていく空。
インフィニティプールのRZが暗闇に浮かんでいる。



段差のプールも独特な形が闇に浮かんでいるようでキレイ。



空の暗さが増すに連れ今度は部屋の灯火が映えるようになる。



全ての部屋に沢山の楽しい思い出が詰まっているのだろうな。

思えばアフリカで過ごす最後の夜。
我々ももう少し素敵な時間を紡ぎたい。お腹も空いたし、うさこさんを起こしてディナータイムだ!

その時、背後から声をかけられる。
ホテルスタッフが食事はどうですかと聞いてきたのだ。
ん?お腹空いてるのがばれたか?お腹は鳴ってないけど心の声が漏れたのか?でも心の声でも日本語だしなぁと思っていたら、プールサイドディナーを営業しているとのことだった。
確かに素敵な時間を紡ぐには最高のロケーションかもしれない。



ただ、メニューを見たら心惹かれるものがなかったので丁重にお断りをして少しおしゃべりをする。
聞けば日本大好き青年でぜひ写真を撮ってくれと頼まれ、この写真以外にもポーズを変えて何枚も撮影した。
固い握手で別れて部屋へと戻る。


うさこさん、美味しいご飯ですよ~
食いしん坊のうさこさんは美味しいという言葉に弱い。
すぐに目覚めて身支度を整えたらメインレストランへ。



昼間の船上ではあまり食べられなかったので二人共結構お腹が空いていた。
肉、魚、パスタなどガッツリ系を多めに盛って、いつものセレンゲティビールで乾杯。



アフリカ最後の夜だねと少し感傷に浸っていたら、すぐ近くでギターの生演奏が始まる。

 

 

とても良い雰囲気で楽しい。本当に楽しい旅だった。
お腹が落ち着いてきたところで、ビールから赤ワインへチェンジして、チーズなどをおつまみに夜遅くまで素敵な時間を過ごした。


翌朝は青空が広がっていた。前日、朝から晴れてくれよと愚痴を呟やいていたのが天に聞こえたのか?

 


でも、今日じゃないんだよと嘆きつつレストランへ。



夜、出来立てのパスタを作ってくれる場所では、朝は卵料理を作ってくれる。



サラダやフルーツはもちろん、ハムやソーセージも充実している。

爽やかな風が吹くテラスで食べるのは最高!



前日の朝食べたベーコンが美味しかったので、小皿に多めに取っておいて飲み物を取りに行って戻ったらベーコンが無くなっている。
うさこさんが食べたわけではありません。いくら食いしん坊だからって人のものを黙っては取りません、、疑った人いませんか?

近くのカラスがくわえていた!

 


爽やかな風が吹くテラスで食べるのは危険!
二人同時に席を立ってはいけません。みなさんもお気をつけください。
スタッフも注意してくれているんだけど、温かみのあるスタッフばかりなので、ついついゲストのおしゃべりに夢中になることがある。
おかげで我々も多くのスタッフと最後のお別れがたくさん出来たくらいで、プールサイドディナーに誘ってくれた青年ともまたおしゃべり出来た。
カラスが賢いのだ。仕方ない。

部屋へと戻って荷物をまとめる。
この日は2か所観光して、その後空港まで送ってもらうことになっている。

アフリカ最後の日の様子はその21にて。。


●●参考情報●●
・ロイヤルザンジバルビーチリゾート