こんばんわー。 さて 今日は三連休の最終日だったんですが 今日も 非常に実りの多い 研鑽が積めた気がしていて 三連休すべてでみても 此れまでで最高の 話の進展があったように感じているので 有意義な 休みが過ごせたように思いますお祝い

 

最近 休みのたびに 物事が前にどんどん進んでいく感じがしてるんですが これは結局 取り組みの焦点がどんどん絞れてきてるからなのかと思います。 で 今 三種目ともやっていることは いかに自分は何もやらずに前に進むか。 それだけなんですが やはり 三種目フルに使って ひとつの方向性を追いかけているおかげで 話の進展が早くなってきてるように思います。

 

しかしまあ 私がトライアスロン 始めた頃どこかで見かけた ”トライアスロンは 掻かない 漕がない 蹴らない” とか 宮塚さんが掲げている ”骨で動くトライアスロン” これらは やはり同じことの別表現のようで 結局は 脱力で動く。 つまり自分で何もやらずに動くという事のようですね。 で この二つの言葉は 三種目とも 同じことを追いかけることを示唆されているようなんで 漸く 私の取り組みも 本格的に軌道に乗ってきたように思いますグッ

 

それにしても 脱力で動く というのは 全身の力を完全に抜いて動くことの訳なんで 当然 自分で體を動かして動くわけではないというのは 言葉上は 当たり前の話しなんですが 私のように 自分で動くことで動いてきた人間から見ると 正直言うと まさか こんなやり方があるのかと 唖然とするような世界なんですよねびっくり まあ でも 自分で 何もやらなければ それが一番つかれないわけなんで そんなやり方があることがわかってきた以上 アイアンマンとかやってる人間としては それを追いかけつづけるしか手が無い。 その様に感じています。 

 

今日思い出したんですが 私が覚えている限り 最初に トライアスロンに興味を持ったのは IMNZ12回制している NZのレジェンド キャメロンブラウン選手を レースにたまたま通りかかった時見掛けて 後ろについてしばらく走ってみた時だったように思うんですよね。 で 彼の走りというのは すごい数の ランナーの走りを見てきたアナウンサーが どこからみても 直ぐにわかる芸術品と呼んでいたほど 一種独特のものなんですが 後ろついて走ってみた時びっくりしたのが 彼の體って 全く動いていないように見えるのに それなりのスピードで 前に進んでいるという事だったんですよねびっくり で 彼の走りって 私の目に焼き付いている サッカー部のチームメートの走り方とは 似ても似つかぬものだったんで いったいどんな仕組みなんだろうと 思ったのが アイアンマンに興味を持つ直接のきっかけだったのかもしれないなーと思いました。

 

で あの後 脱力という極意を 8年近く追いかけ続けてきて 今日ふと気づいたのが 此の 自分でなにもしないで動くという事がその 私が探してきた ”仕組み”なんだろうなーという事なんですよね。 まあ 要するに 彼の走りが 彼自身は全く動いていないように見えるのは 彼自身は まったっくうごいていないから。 要するに それだけのことのようですね爆  笑

 

まあ ただ 私は もう半世紀位 自分で走ることで 走ってきた人間なんで こういう正反対の世界への転換は そう簡単な話では無いんで 此れからどれだけ時間がかかるのか 見当もつかないというのが正直のとこですが笑い泣き ただ バイクが  昔の ”漕ぎ方”  ランの ”走り方” ほど 付き合いが長くないわけですし バイクに関しては トライアスロンに取り組みは締めた頃から 一貫して ”漕がないという漕ぎ方” を 追いかけてきたおかげで 大分 目ざしているものが近づいてきている実感が出てきてるように思いますお祝い

 

まあ 漕がないという漕ぎ方 というくらいなんで いかに漕ぐという動作を自分でせずに ペダリングを成立させるかがカギなペダリングなわけで 方向性としては物凄く単純な話なんですが 単純な分 ものすごく奥が深く このペダリングの破壊力は 

脱力 つまり 全身の力をどこまで抜けるか 其のレベル次第のようなんですよね。 で そこが分ってきたこと自体が 脱力というものに 8年近く挑み続けてきたおかげのようなんで まあ 努力というのは まったく無駄にはならないものなんだなーと実感しています。 

 

此の 脱力 つまり 全身の力を完全に抜いて動くという動き方を追いかけていて 最近 目ざしはじめているのが 全身のすべての骨を 全てばらして使うという事なんですが 思いだしてみると 実は 此れ 以前 高岡英夫さんという ”ゆる”というものを提唱している方が 書かれてたの ちらっと読んだ覚えがあるんですよねびっくり 私これ読んだ時 特に何かの競技で 実績のこしたわけでもないおっさんが ほざいてる世迷言みたいに思ってたの覚えてるんですが 結局 私が目ざすのは そういう事二なるようです爆  笑 まあでも 日本で数少ない アイアンマンサブ9の世界知ってる トライアスリートの藤原さんが この ”ゆる” の指導員やられてるそうですし 陸上の 朝原さんなんかも 参考にされてたそうなんで やっぱこういう人がこういう事を云ってるのにも それなりの理由があるという事なんでしょうねキョロキョロ

 

そういえば  ”重心移動” という言葉があって これ 元々は武道の世界から来てる言葉なのかと 思ってるんですが 私は 最近三種目とも目ざしているのは 自分は何もせず 此の”重心の移動” という現象を起こすことのように考え始めています。

で ランでいうと 地面の力を推進力 骨格の力をうまく組み合わせて使うと 此の 自分でなにもせず 重心が 地面にほぼ水平に 前に移動するという現象を引き起こせるように感じ始めているんですが 恐らく 律動法の療法者で 摺り足を10年以上 ほぼ毎日 1-2時間くりかえし 脱力という極意の世界を追われた 青木さんに この摺り足のことを聞いたところ ”正中をブラさずに 重心を水平に移動する” という答えだったかと思うんで 恐らく 私が目ざしてるのは これで三種目ともやることで 要するに 他力の重心移動。 そんな感じになるのかと 考え始めています。

 

そんなこと考えながら 今日の最後のスイムを泳いでたんですが スイムにおいては 実は ”掻かない” これは基本中の基本なんじゃないかと思いました。 というのも 地面の抵抗を使う バイクやランと違い スイムでは 地面より極端に抵抗の弱い 水を手掛かりに 前に進むスポーツなんで 効率という意味で考えると この手掛かり つまり キャッチに行った水を 以下の底にとどめるかが 勝負のはずで 一番ここの水をそこにとどめられる方法というのは ”掻かない” つまり 水を動かす動作をしないことのはずかと思うんですよね。

 

そういう事考えてて 以前 トライアスリートの方のブログで スイムのコーチのかたに ”トライアスリートは 速くおよごうとするから 速くならない” といわれてたの思いだして なるほどなーと思うとともに 以前読んだ本で 自由形 1500mの元世界記録保者の方が スイマーが良く勘違いすることのリストの筆頭に ”腕や脚を動かすスピードではなく 体が前に進むスピードが大事なんだという事を 認識できていない事” と書かれていたのも なるほどなーと 思いだしました。

 

今日は 走っている時に 結局のところ 私が目ざすべきは 楽 というものを とことん突き詰めていくこと。 そういう事なんだろうなーという事でした。 恐らく 私が この動画に去年出会ったのも 氣の所為かと思っていて

 

 

”より楽に”をずっと追いかkて来た私が 半世紀にわたり 原理原則を突き詰めていかれた 合気道の塩田剛三師が お孫さんが ”合気道の神様 塩田剛三が亡くなる前に伝えたかったこと”と副題を付けた動画のタイトルが ”合気道は 楽であり 難しい” だったのって 偶然とは思えないんで。 そういえば 私数年前に ”目指す頂” という記事書いていて その中で 私の目差しているのって ”世界最楽”の動き方なんだろうなーという事を書いていたんですよね。 で 上の塩田師の言葉は 確かに其の世界最楽 目ざす価値のあるものではあるが そこへの道のりは とてつもなく はるかであり 険しい。 そういうことのように 今日思いました。

 

 

まあ なんにしろ 最近 日々 全ての事に納得しながら 以前より はるかに密度が高く 進展の多い研鑽が積めるようになってきているように感じていて 日々そうなってきた幸運に 感謝している自分がいるように思います。 次回の休みは さらに 飛躍できるように 今週は 仕事の日にもいかに話を前に進められるか。 それをテーマに 過ごしてみようかと思っていますニコニコ