こんばんわー。 さて 昨日 ”今回の休みで どれだけ 新しい世界が見えてくるのか 非常に楽しみにしている” と書いていたんですが 今日 実際に一日で見えてきた 新しい世界という意味では  此れまでで最高のものだったと思うんで 素晴らしい休みのスタートをきれたように思いますお祝い

 

今日 三種目とも やってて思ったのは もう 私には 他力動法を磨く。 これ以外にやることはなくなってきてるなーという事なんですよね。 此の ”他力で動く”というのは 持久系取組み始めた頃から 私のコンセプトの 中心に常にあったものなんですが まあ 要するに 脱力で動くというのを 突き詰めていくというのは 其のまま 他力で動くということを突き詰めていくわけになるようで アイアンマンにとって 技術的に それ以外 突き詰めるはないように感じ始めているようです。

 

そういえば サイクリストの宮澤さんが こちらの記事で 

 

 

此の 力を使わないペダリングというものを ”一番難しい事なのだが ほとんどの人がやっていない トレーニング”と書かれていて 確かに トライアスロンの世界ですら ”力を使わないペダリング”の研鑽を積んでる人って ほとんど見かけないように思うんですよね。

 

で ここが面白いとこなんですが 日本人ととして トライアスロンで 一番の実績を残された宮塚さんも ”筋力に頼らない骨バイク” とか ”筋肉に頼らない走り方を身に着ける 骨ランセミナー” とか そいうテーマで セミナーをやられてるようなんですが それでも その方向を突き詰めていっているトライアスリートって まだ見掛けたことがないんですよねびっくり 最近 良く思うんですが 例えば 合気道の塩田剛三師がご存命で アイアンマンのような競技の取り組みで 宮塚さんのいうような 自分の筋力に頼らないって考え方 どう思いますって聞いたら 恐らく 自分お力に頼らなければ疲れないんで そんなの当たり前のことだろうっておっしゃるんじゃないかと思うんで 此の辺 すごく不思議に思っています。

 

しかしまあ こういう 脱力の世界をずっと追いかけてると しょうじきスポーツの世界には どんどん参考になる話がなくなっていく気がしてるんですが 合気道の 塩田剛三師の言葉なんかには 心に刺さるものばかりのように感じています。 で 今日走ってるときに すごく感じたのが この塩田師のいわれていた ”自分でやろうとするのではなく 皆に協力してもらわねばならん” という事の大事さなんですよね。

 

例えば 自分が10人のチームのチームリーダーだとして 其の人の立場から見て 最高の効率で 仕事を成し遂げるには 其の人は何もやらずに うまく チーム10人の力を引き出して 仕事を遂行してもらうか。 これが効率という意味から考えた時 最高の形かと思うんですよね

 

ただ 私今日気づいたのは 今迄 私 いろんな”力”がやるべき仕事を 自分 つまり 筋力で作り出す自分の力で 横取りしてしまって居たという事なんですよねショボーン

 

例えば 走ってさえいれば 前方向に 既に 推進力 とか いきおい と呼ばれている力が生まれてるわけではないですか? 

でこの力があるから 長い距離 楽にこなせるものかと思うんですが 私のように 持久系が苦手な人間って こういう素晴らしい力を 無視して動いてしまって居るんで この力にブレーキをかけまくって 一歩一歩 此の便利な力を失いまくり その分を 自分の筋力を使って また補うとか そういう 効率という意味では わけ分らないことばかりしてるから距離が走れないよう案ですよねショボーン

 

で 此の推進力という力にブレーキがかかったことで起こるのが ”足音” というもののようなんですが 以前読んだ 野口みずきさんの ”調子がいい時は足音がしない” まあ 効率という意味で考えると 基本中の基本の部分かと今は思っています。

 

まあ そんな感じで 足音がしない。 つまり推進力にブレーキを掛けないというのは 元々持久系のランの基本中の基本かと思うんですが もう一つ 宮塚さんが書かれていた 

”骨ラン」とは 自分の体重を筋肉だけで支えようとすれば、相当なエネルギーが必要となります。自分の体重を硬い骨に乗せることが出来れば、全身力を抜いても立ってられます。”

というこの ”骨で支える”という仕組み これも 持久系の基本中の基本かと思うんですよね。 ここで宮塚さんが書かれているように 骨で支えれば疲れないわけなんで。

 

で まあ こういう事考えてたんで 今日帰ってきて ノートの書き込んだ言葉が 推進力君 と 骨格君 という言葉だったんですが爆  笑 どうも私は こういう”力”の存在を無視して動き続けてきたため 彼等の仕事を 横取りしてくような形になっていたようなんですよねショボーン この世には 100キロ 6時間チョイで走れる人間がいるというのに 私は42キロ以上の距離 走れたことが無いんで すごく不思議には思ってたんですが そりゃームリだよなーと 漸く納得がいくようになってきましたショボーン

 

まあ そんな感じで 相変らず 目ざすとことは果てしなく遠いようなんですが 只 此れまでの歩みを振り返ってみて思うのは  

すくなくとも私 取り組みはじめてからずっと 正しい道の上を歩いてはこれているという事なんですよね。 今の 筋肉 筋力信奉のようなものがあるように感じるスポーツ界では 宮塚さんのいう 筋肉 筋力に頼らないという考え方って 異端のように感じますが すくなくとも私 トライアスロン 初めてからずっと その方向では突き詰めれれてきてるわけですし。

 

まあ然し この  筋肉 筋力に頼らないという考え方 スポーツの世界では あまり聞かない考え方化と思うんですが 恐らく武道の人とかに聞けば アイアンマンのような距離のスポーツなら 損案の当たり前の話しなんじゃ二かといわれるような気がするくらい 当たり前の話しなんじゃないかと思うんですよね。 その意味では 実は 私が歩むべき 唯一の道を これ迄 歩いては来れているのかなーと そんな風に思いました。

 

合気道の塩田剛三師は 晩年 ご自分の掴まれたことを後世に残そうと開かれていた 黒帯研修会とよばれていた物の中で 合気道歴 10年 20年という高弟の方々に ”これからも 道は険しいわけですが” と動画とか見てると 良く語られてたようですが まあ 私は 脱力という極意の道を追いかけはじめて 真田高が8年近く まだまだ 道は険しく 果てしない。 その様に感じています。 只それでも ここまで歩いてきた道 実は私にとって 唯一の道だったようなんで 方向性だけは間違っていなかったようで そこはすごく安心している自分がいるようです。 なので 明日もこの道を 一ミリでも前に進む努力 重ねたいと思っていますニコニコ