こんばんわー。 さて レースのダメージも癒えたので (今回は 律動法の療法者 青木さんの遠隔治療の助けも借りてみて 効果がありましたニコニコ 因みに 弟の北海道の知り合いも試してみたところ 本人にも なんと 愛犬にも効果があったそうですびっくり) 既に来年に向け 始動しているんですが 私の一年間の集大成 IMNZが終わり このレースは 教訓を出来るだけ引き出し 先につなげていかなければならないので まだまだ振り返りは続きます。

 

まず 今回のレース 結果の方は 物凄く残念なものでしたショボーン まあ ここ数年 レースのたびなんですが まさか 14時間もかかる日が来るとは 思ってなかったですし 今年は 去年よりは多少はましなトレーニングもしたんで 悪くて12時間くらいだろうと思ってたんで  結果の方はすごくショックでしたショボーン 

 

ただ 今年70.3の方で 久しぶりにレース復帰した 因縁のライバル ローリーのタイムチェックしたら 去年の70.3 タイム伝えた時 ”なんじゃそりゃ?” と彼が一笑に付していた 去年の私の70.3も屈辱のタイムより20分以上おそい トンデモナイタイムの大惨敗レースになったようで 彼くらい 持久系向きの人間でも (彼アイルランド系だというのに アジア人並みに体重軽くて 54キロしかないそうなんですが 私は 同じくらいの身長で 今回レース体重 73キロもあった ヘビー級の人間なんで笑い泣き) トレーニング積んでなければ 70.3 でも そんなボロボロのレースになっちゃうようなんで まあ アイアンマンに見合ったトレーニング まだまだ積んでるとは言えない私が時間かかるのも しょうがない事なんだなーと 彼のタイム見て思いました。 (さすがは 最初のIMNZの対決の時 残り3キロほどで 私を見事差し切って そのあと一年 ”アイアンマンのレッスンしてやった” とほざいてただけあって こういう形でも 体を張って 私に ”レッスン” し続けてくれているようです爆  笑

 

まあでも タイムは ひどかったんですが 内容自体は レース中から感じてたように レポ書きながら振り返ってみても すごくよかったんですよねびっくり これ今 出るすべてのレースで感じてることなんですが 兎に角 以前に比べ ペースが遅い。 其の事に尽きるように思いますショボーン

 

まあでも これも 当たり前のことではあるんですよね。 というのも 今回のラン 凄いいい感じで走ってたのに 余りにも時間かかってて 自分でも びっくりしたんですが 私考えてみると いまいつも 此の辺のペースで走ってるんで そりゃーアイアンマンのランパートともなれば 自然ンとその辺のペースになってしまっても なにもおかしくはないですよね笑い泣き

 

という事は ただ単に 今やってることに対する 其れで出る結果に対する期待の方が大きすぎる。ただそれだけの話しですよねショボーン 特に バイクなんか 最長50キロ程度までしか乗っておらず ペースも レースペースの半分以下とか なのに

 レースの日だけ 180キロを 他力で全開 視界に入った奴はすべてぶち抜く番長モードで走ってて 体力なんて持つわけないんで まあ 当たり前の結果に落ち着いている それだけの話しかと思います 

 

今日ふと気づいたんですが 私がやってることって 恐らく 持久系が得意な人たちの體の使い方 動き方に近づけていっているだけの話しかと思うんですが アイアンマンとかって 特に上の方は そういう世界的に 持久系の得意な人たちが すごくたくさん トレーニング積んで このレース出てきてるわけですよね。 そんなレースに 元々持久系の苦手な体の使い方 動き方してた私が 真似っこで しかも 誰よりも低いトレーニング量で出れば いい結果なんて望めるわけがない。 まあ アホみたいに単純な話ですが 私は それすら 鵜呑みにできない大バカ者。 ただ単にそういう話だったようですねショボーン

 

ただ 此処は誤解されたくないんで書いとくと 今私がやっていること 私が本気で7年くらい前に夢描いたレベルにたどり着きたいなら やらなければいけないことだというのは 今回のレースで はっきりしたんですよね。 で この7年ほどの期間で 今自分がいる位置に自分を置くためには ここまで通ってきた道しか 実は道が無かったわけなんで そこを悔いるのは お門違いな話だというのは 今回 自分の中ではっきりしました。

 

今回 実は これ レース前 意図していたわけだは無かったんですが たまたま バイクの風向き 強さというコンディションのせいで ある程度 最初から 攻めに行く展開になり 様するに 積み上げで 最長50キロ ペースもレースで使うペースの半分以下とかでしか乗ってないのに 事もあろうに タフコンディションのアイアンマンレースで 最初から 攻めに行くという暴挙に結果として出ていたようなんですよね笑い泣き で しかも 序盤だけでなく 二週目の復路も 再び心に火がついて また攻めに行ってしまったわけですし ショボーン

 

で 案の定 最後30キロくらい 惨い向かい風で完全につぶれて ランパート入ったというのに ペースおそかったものの 此処7年で 感覚的に 最楽のアイアンマンのマラソンが走れた。 これが実は 私が ここ数年 ズタボロの成績を甘受してまで 

より楽にだけを追いかけつづけてこなければならなかったかの ”WHY” なんですよね。

 

この距離で 日本人として 史上最高の成績を残された方が 三種目とも ”筋力に頼らない”という指導されてるのって 伊達ではなくて これ それが アイアンマンのコツだから 宮塚さん こういう指導されてるんだと思うんですよね。 で まあ ”脱力” という記事を書いた時に 先輩に ” その極意は 最大の武器になる” という 珠玉のアドバイス㋾いただいたおかげで 私は比較的最初から その方向で 追いかけてこれたわけだったんですが 残念ながら ”筋力に頼らない”というのは 非力な方々。 つまり もともと頼れる筋力自体が低い方々の方が 元々それに近い動き方をしている世界のようで 元々 ある意味 誰よりも力めることが持ち味だった 私のようなタイプからは 尤も縁遠い世界。 どうもそういうことのようですショボーン

 

で 私は若い頃 この 自分の筋力に頼ることで 誰よりも速い加速の部分を磨いてきた人間なんで スピード=自分の筋力 持久力=自分の筋持久力 という構図を信じ込んで生きてきた人間何で 脱力で動く= 自分の筋力に頼らないで動く= 他力で動く の世界 やり方が全く分からないわけで 先ずは 自分の筋力を無視して動くということとはどういうことかを探り当てないといけないんで やれ距離だ スピードだという部分に気を取られてる場合ではなかった。 そういうことのようです。

 

今回 ライバルのローリーが 私ですら出したことのないほどの とんでもなく遅いスイムのタイムだったのって 恐らくだてではなく スイム自体 すごくタフなコンディションだったんで 勿論 フラットな状況で 3.8キロ泳いだより かなり體 削られてたんでしょうし バイクでは実際に 攻めすぎて 最後の坂 はじめて押して登ろうかと 本気で考えたほどメロメロ迄 追い込まれたわけなんですが ランは正直 今 フレッシュな状態で走り出しても あんなもんだろうというような感覚のマラソンが走れたんですよね。 (もちろん フレッシュな状態で走れば タイムはあそこまではかかりませんが)

 

これが ”筋力に頼らない” つまり 自力に頼らず他力で動くことの意味なんだと思うんですよね。 まあ まだ 私の他力動法なんて 赤子レベルなんで タイムも遅いし ランは30数キロで 疲れは出てしまったんですが ただそれでも 走ってるときの感覚は 今回 今迄のレースとは全く違う ”別次元”の楽さだったんで これはまあ 余りにも当たり前のことなんで 書くの少し気が引けるんですが 自分の筋力にさえ頼らなければ 運動は いつでも楽。 ただそれだけの話のように思います。

 

なので 此れから より他力で動ける方法を探し 身に着けてさえ行けば 私がアイアンマン より強くより速くなって行けるのは これ 当然の帰結という世界かと思うんで まあ 耐えがたきをたえ 忍び難きを忍ぶ思いを重ねながらも 妥協せず 追い続けてきて 良かったなーとは心から感じているんですが ただ ひとつ このレース振り返っていて これはぜひ学ばなければいけないことがあるのに気づきました。

 

で それは レポに書いた レースで苦しくなってきたときに頭に浮かんだ ” このレース 伊達にアイアンマンなんて名前がついてるわけじゃなくて 弱っちい奴らがやるなら マシュマロマンとか名前がついてるんだろうから きついのが嫌なら やめりゃーいい。 ただ自分はアイアンマンだと ほざくなら つべこべ言わんと 耐えろや。” という言葉の事なんですよね。 で これ ”耐えろや”の部分が 昔の自分の考え方の癖から来てる言葉で これではアイアンマンではだめで 此れからは ”め一杯 楽しめや” こうでなければいけない事二気付きました。 

 

此方では良く ”If you gonna do it anyway, Do it with smile" (どうせやるなら笑顔で) という言葉を使うんですが 私にかけてるのって この ”軽さ” なんですよね。 例えば 私はアイアンマン 一度走り始めれば 故障でもない限り 最後まで どうせ走りきることになるわけなんで ならば 苦悶の表情で それに耐えるよりも 笑いながら 楽しんでしまったほうが 百倍ましだと思うんですよね。

 

まあ 此の辺は 実際にできるかというと それはその場になって見なければ分からないもので有るんですが 英語圏でよく グラスに半分飲みものが残ってるときに ”グラスに もう半分しか残っていない” というか ”グラスにまだ 半分も残ってる” という例が使われるように 物事には常に二通り取り方があるわけで この取り方のどちらを取るかで その人にとっての現実って ガラッと変わってしまうと思うんですよね。 なので こういう 物事のとり方 心の持ち方って 常に ポジティブな方で考える癖をつける事って すごくアイアンマンなんかでも役に立つことのように思います。 

 

私 日本の体育会系の世界で 顧問の先生や OBとかに いたぶられまくりながら それを 歯を食いしばって 耐え忍ぶことを強いられてきた人間何で 結局それがトラウマのようになってるようで だから なんか苦しいことがあると 歯を食いしばって 耐え忍ぶ。 これがなんか要件反射のようになってて だから アイアンマンとか 巷で 大変な事おっ捉えられてることやってると 此れ条件反射的に つらく苦しいのを 歯を食いしばって 耐え忍ぶ どうも そういう世界だけが ”現実”と思い込んでしまう癖があるようなんですよね。

 

ただ これ NZにきて 違う考え方に触れることでわかってきたのが 此の ”現実”って 私のとり方 心持に起因する 私にとっての”現実”であって 実はそれが現実である必要性って どこにもないというんことなんですよね。

 

これは リディヤード師の本にあった描写なんですが この本に 800や1500の世界で オリンピックのメダルを総なめしてた門下生たちが 市民ランナーで 800とか1500の選手だというのに 週160キロ 月に直せば640キロ超の距離 しかも今のレストデイなんていうものはなく  毎日走ることを義務付けられていたという 厳しいメニューを お互いをイジリ会いながら 笑顔でこなしている姿を述懐されてたんですが 日本の体育会系って これが許されてないんですよね。 そんな余裕しゃくしゃくで メニューこなしてたら 監督が ”やたら余裕あるじゃねーか”ってカンカンになって なにやらされるか分かっちゃもんじゃないという 恐怖感に常にとらわれてたわけなんで。

 

だから 私にとって 走るというのは 正直 つらく苦しいのを 歯を食いしばってなんぼという 歪んだ世界観が染みついてしまってるんですが 今回 最も過酷なワンデイレースと呼ばれている アイアンマンのランパートを 楽に走るという経験をしてみてわかったbのは 実は持久系というのは その真逆を目指す世界なんだという事なんですよね。 というのも いかにその距離を 楽に楽しく走るかが パフォーマンスアップ タイムアップにつながっていくわけなんで。

 

今回 楽に 楽しくレースしてみてはっきりしたのは 私の今回のペースの 下手すりゃ倍くらいのペースでこのレースこなす プロとかって 私より 苦しいの我慢して あのタイム出してるわけじゃなくて 私よりアホみたいに楽にレースしてるから あのタイムで帰ってこれるという事なんですよね。 というのも これが わたしのいまだにPB 二なっている 2019年のマラソンの心拍のグラフなんですが

 

心拍のアベレージで171BPM 私さすがにもう MAX190は無いと思うんで アベレージで最大の90%超 終盤はいつも180超えてたようなんで これ最大の95%超なんですよね。 で 以前 マフェトン博士の本で マラソンの優勝者の平均が 86-7%あたりというのを読んだことがあるんで 元々健康に若いマラソン選手より問題抱えている アラフィフのおっさんが 恐らく彼等ですら維持できない心拍強度を 彼等より長く維持して私マラソンとか走ってるようなんですよね滝汗

 

私 律動法の療法者で 若い頃 大学の体育会で駅伝とかやられてて ハーフ65分とかで走られてた青木さんに 日本で初診療受けた時 青木さん もしかしたら思わずポロっとこぼしてしまってのかもしれないんですが ”寿命縮めてやられてること ご存じですよね?”かなんか 聞かれてことがあって 私自身は 上のような心拍データ知ってたんで 一応認識はしてたものの こう改めて 医療側の しかも元競技ランナーの方二 面と向かって 事実として指摘されると すごくはっとしたことをおぼえています。

 

その意味でも 私の場合 一度遅くなってでも 回り道をしてでも”より楽に”を探す。 そんなの当たり前のことなんですよね、 私 このマラソンのころとか そこらの市民ランナーにはそん色ない強度 (遅いんでスピードでは無いんですがショボーン) 距離のトレーニングは積んでたんで そっちで上げられる能力にはどうしたって限界があるわけですし 第一 そちらの方向でいくら頑張っても ”寿命を縮めて” いるわけで 人生充実させるためにやっていることでそれでは 正気の沙汰とは思えないわけですしショボーン その逆の 楽に走る技の方は無限の伸びしろがあると思ったから 必死に 追いかけてきたわけなんですが まあ 今回のレースで 大体の構図としては思っていいた通りだったなという 確証が取れたように思いますお祝い

 

ただ 自力に頼らず 他力に頼る動き方のほうは 私の半世紀にわたり染みついた動き方の癖の真逆。 どうせやるなら笑顔で というのは こちらも半世紀染みついている私の人格の真逆 そんな変化というか 革命レベルのことを この年になって起こそいうとしてるわけなんで 流石に一筋縄ではいかんようですね滝汗 ただ まあ 後は 先輩がよく言われてた ”やるかやらんか” ただそれだけの話しなんで 一歩一歩 確実に前に進んでいくだけ。 それが 今回のレースで得た教訓のように思いますニコニコ