こんなんわー。 さて 昨日は私の一年の集大成を見る IMNZの日だったんですが なにげに IMNZ史上 最悪のコンディションといわれた 私の初アイアンマンとなった2017年ほどではなかったものの それに次ぐ うねりまくりのスイム このバイクコースで 尤も 恐れられている 西風が吹き荒れる一日で かなりのタフコンディション なんせ特に バイクでのトレーニングの量 強度が 恐らく 参加者最低レベルの私には 過酷な一日となってしまい 今日 振り返ってみても 中々壮絶な一日だったなーという感じでした
で 昨日はすべてを振り絞ったレースで さすがに レース後 精も根も尽き果てた状態で 速報は無理だったので 先ずは結果から載せとくと 総合が14時間 6分 内訳が スイム 一時間41分 バイク 6時間54分 ラン 5時間13分 だったようで 去年の これまでダントツのワーストを さらに更新し ついに 14時間台に突入してしまいました
ただ これをまず書いて置かなければいけないんですが タイムは確かにひどかったんで こうやって数字で見ちゃうと 去年と同じ 悲惨なレースにしか みえないと思うんですが 中身は 実は 一年でここまで変わるものなんだなー? と自分でも思ったくらい去年とは全く違うものだったんですよね
まあ スイムは 今回のコンディションだと 私の場合 兎にかく ゴールまで泳ぎ着かないと レースが始まらない状況で まあ 所謂スイム苦手なトライアスリートタイプは軒並みタイムひどかったようなんで (こんなタイムで帰ってきても 着替えのテント 満杯だったんで 逆にびっくりしたんですが) まあ 余り参考にはならないんですが バイクは 去年は全くいいとこなかったものの 今年は 実はPBの年と同じ様に ガンガン最初から 抜きまくりのレースで 完全に攻めのレースをしていて それは 最終ラップの復路の前半もそうだったんですよね
ただ 今回はっきりしたのは 私 状況がいい時は 他のライダーより 楽に速く行けるようなんですが 向かい風や 坂 こういうところが 以前に比べ 物凄く弱くなってて こういうとこで 抜かれまくりました
私 元々ローディーだったころは 坂は強かったタイプなんで ここは反省して 強化に努めなけれbならないんですが まあ 何にしろ これは当たり前のことではあるんですが lレース前 最長50キロ程度までしか乗っておらず しかもスピードも そうレースペースの半分以下とか そんな状態で アイアンマンレースの日に 180キロをAve30以上でレースしてたころと 同じようなレースをして 体力的にもつわけがない。 そんな 当り前のことを 今回も 體で学んできた、 どうも それだけのことのようです
此のバイクコース 西風が恐れtられている理由は 全長90キロほどのこのコース 最後20キロほどに ”Heart Break Hill” と呼ばれている登りがずっと続く区間があって 此処 フラットも遮るものが何もない ふきっさらしの区間になるんですが
西風だと ここが全て真正面からの向かい風になるんですよね
で 私のように 體の鍛錬 全く積めてないものが そこそこ攻めたレースすると 当然 180キロの最後20キロって ただでさえ それなりに疲れてるもののようなんですが まあ 一週目のラスト20も ボロボロだったものの 二週目は さらに惨く ”Heart Break Hill” 今回は まさに heart breaker 何度も バイク降りて 押して上ろうかと本気で思いました
まあ そんな状態だったんで 坂登りきってからも 頭バイクにつけっぱなし バイクにしがみついて ほぼ ”馬なり”の状態で トランジ帰ってきて バイク降りてみたら もう脚が完全に逝ってて マラソンどころか この後 走ること自体が あり得んといった感じでした
ただ 今回 面白ったのは 去年と打ってかわって いざ走り出してみたら 結構普通に走れたんですよね で 私今年 ランも 30キロくらいまでしか 走れてないんで 案の定 30キロ過ぎたら きつかったですし 普段 ゆっくりしか走ってないんで ペースも上がらないんで 時間はかかってしまったんですが 今回 ランは脚攣りもなかったんで エイド以外 一歩も歩いておらず しかも フォームはほとんど最後まで 走り出したときのままのものの様だったんで スイム バイクであそこまでぼろぼろになってても まるで ”マラソンは別腹” とでもいうかのようなレースだったんで 正直 自分でも びっくりしました なので タイムは遅かったものの 感覚的には これまで のアイアンマンでベストランに近かったように思います。
私 スイムやランは 去年と比べると かなり 距離の方は 戻ってきてたんですが バイクでそれやる時間が取れなかったのは
私の場合 此のスイムとランがなんとかならないと 先が見えてこないからだったんですよね。 特に トライアスロンは わたしにとって あくまで スイム バイク ランの競技であり スイム バイク 走れるときだけ走る というイベントではないわけなんで 相手がアイアンマンだからといって ”歩く”というのは 私の選択肢の中に 元々ないものなので 与えられた時間の中で ランの最後まで きっちり走るために できる事。 私の研鑽って どうもそこが根底にあるようなんで。
なので 今回 あの完全に體が終わった状態からのマラソンを 時間はかかったとはいえ それなりにまともに走れたというのは 自分的には すごい収穫で 自信にはなることなんですが ただ その収穫を得るために ここ数年 レース結果という意味で物凄く辛酸をなめつくされているわけなんで 正直 持久系の才能が無い人間が 才能がある人間を超えていくというのは すげー大変だなー と レース中 ”Bitter Sweet" かなり複雑な 心境でした
まあでも 思いのほか 楽に走れたものの そこは流石にアイアンマンのランパート 最後の方は かなりきつくなってきていて やっぱ 最後まで 歩かず 走り続けることが出来るかの不安は 何度か 頭に浮かんでいました。
ただ 今年の私は 去年程の弱虫ではなかったようで そういう想いが頭に浮かぶたびに ”このレース 伊達に アイアンマンと呼ばれてるわけではなくて 弱っちいやつがやるなら マシュマロマンとか 名前がついてるんだろうから きついのが いやなら やめりゃいい。 ただ つづけたいなら つべこべ言わんと 耐えろや” という想いが頭に浮かびました。
ただ 結局そういう事なんですよね。 私 昔 自分より 瞬発力とか身体能力で もともと才能がある奴らと勝負していて ひがみ根性持つようになってしまったようで アイアンマンとかやり始めたの これくらいの距離になると 才能なんて 関係ないんじゃないかという想いがあったから だったようなんですよね。
ところが このレース 元々運動ほとんどやってなかった人が 初めて3年とかで 世界の頂点に立ててしまうとか そんな世界なんで 実は 下手すると 才能が最もモノをいう世界かもしれないようなんですよね。 で 私の場合 特にランは一番強かった5年前に作った この対比写真に ここまではっきりでてるように
律動法の療法者の 青木さんに教えてもらった ”運動所作”という言葉。 そういうものが ここまで違うわけで あれ以来 この差を埋める努力をずっと続けてきて まあ 今回のランの感じが その努力の ここまでの成果の実感。 そういうことだったように思います。
私 もともと すごく見栄っ張りな性格なんで どうも ここ数年のように こんな ”泥被る”ような状況続けてまで なんで 苦手なモノを得意にするなんていう 難しい事挑み続けてるンダロウト しょっちゅう 思うようなんですが 昨日のレースではっきりしたのは ”いやなら やめりゃいい” そんな ごく単純な事だったように思います。
ただ 昨日も IMNZという一日を過ごしていて こんな 経験を毎年できる以上 やらないという選択肢は無いなーと思ったんですよね。 アイアンマンというのは 参加者自身が お互いを助け合いながらレースするという 素晴らしいレースですし かつ 観衆の方々 ボラの方々が 本当に親身になって応援していただけるレースなんで 毎回 人生最高の感動を味わえると肌身でわかっている以上 出続ける事になるかと思いますし。
昨日のレース 結果を数字で見ると まあ 過去最悪のレースをいう事二なるんですが 私自身としては まあ吸い、スイムはただのサバイバルレースになってしまい バイクパートは いままでで最悪くらいにきつかったんですが それでも人としての経験としては lレース前目標とした通り まさに 過去最高の一日だったように思います
ただ 今回レースしてみて ちょっと私 このレースに対して 失礼な準備しかせず このレース出るようになってきちゃってるなーという事なんですよね。 まあ 今年は 例年くらいまで 体作って臨むつもりではあったものの ランで膝に痛みが出てしまい その結果として積めなかったというのはあるものの やっぱ lレース前に 突然距離上げようとするから無理があるわけで 今年の準備が足りなかったのも そこからくる言い訳に過ぎないかと思いますし。
今年は 私の地元のライバルたち 様々な理由で 殆どIMNZには出てなかったんですが 来年は 彼等も帰ってくるようですし ちゃんとした準備なしでは 彼等にも失礼かと思うんですよね。 さらに やはり何といっても どんな状況に追い込まれようと 故障でもしないカぎり 走れるなら 最後の一滴迄絞りつくして 走りきってしまうタイプの私が しっかりしたj準備せずに このレース 臨んでしまうのは 自分の體に対しても 失礼なことをしてしまっているように 今回すごく思いました。 なので 来年こそは しっかりした體も作り 結果も含め 過去最高の一日をすごせるよう また一年 牙を磨いてみようと思っています 今回も結果はふがいなものに終わってしまいましたが応援していただきありがとうございました。感謝しています
最後に こちらが今回の完走メダルとタオル
今回40周年と言うことで フィニッシャーのシャツはフード付きの長袖ですごくかっこいいやつでした