こんばんわー。 さて 今日から 再び4連休 もう 二週間以内に迫った IMNZ に向け より深い脱力の世界の探求を 三種目  今日も 満喫してまいりましたニコニコ

 

先日の記事で 今回 律動法の療法者 青木さんという方と出会うことで 彼の歩んできた道を知ることから学んだことは ”つべこべ言わずに 脱力だけ 追いかけてりゃいいんだという確信” だと 書いてたようですが 今日 三種目とも やってて すごく感じてたのが この事なんですよね。 

 

此の青木さんという方 高校大学と 陸上で 駅伝とかやられてた方で 其のころは ハーフマラソン 65分とかで走れてたランナーだったそうなんですが その後 治療家を志し 律動法というものに出会い 律動法の創始者 茂木昭さんの右腕の様な存在だった方に弟子入りされ その方にまず徹底的にやらされたのが まあ 此れ間違いないかと思うんで 私の言葉で書かせてもらうと ”脱力で立ち 歩くこと” だったそうです。

 

で 私自身 脱力というものを トライアスロンを通して 追いかけてきて これ 物凄く時間がかかるプロセスだと感じてたんで 興味をもって これ 其れなりに モノになってきたと感じるまで どれくらいかかるものなのですか? と聞いて見たところ その答えが 青木さん これまで 10数年 日々1-2時間とか 摺り足に取り組んできたという答えだったんですよねびっくり で 聞いた時 余りにも私の知ってる世界と かけ離れすぎてて いまいちイメージがわかなかったようなんですが 私も 一年ほど 固定ローラーの上で ほぼ毎日 一時間くらい 目を閉じて ペダリングの感覚を磨いていたことがあるんで 私も 比較的 同じことをずっとできるタイプの人間だと思ってたんですが 摺り足試してみたら 10分くらいでも 既に飽きてしまって続かないんですよねショボーン

 

ただ 私の 目を閉じたペダリングの経験から こういうとって 積み重ねていくことで 物凄い量の 試行錯誤が積みあがっていくものなんですが これだけ シンプルな事を 10数年にわたり 延々くりかえすことで 積み上げられる 試行錯誤の量 トンデモナイ世界の話しだったんだろうと推測しています。

 

そういえば 日本のトライアスリートの方で ODから IM70.3 IMと 全ての距離で 世界選手権出られてる方が 以前 毎朝 一時間くらいの 歩くより遅いくらいのペースでのスロージョグを日課にされてて この方 私がバイクの上でやってたように 時々 目を閉じて走ってるそうなんですが爆  笑 この人が こういう事やっているのも 恐らく そうすることで 一歩一歩 試行錯誤を重ねることが目的なんだろうと思うんですよね。 で こういう研鑽積まれる方って 同じ一時間自分の時間を使うときに ただ トレーニングのために走っているヒトとは 積み上げる試行錯誤の量が 比較にならないわけで そういう試行錯誤の量の違いが 何年 何十年と積み重なった時 まったく 別レベルの話になっているというのは 容易に想像つくものかと覆うんですよね。 

 

そういえば これも 青木さんとの話の中で 出たんですが 以前 こちらの動画で

 

 

 

プロランナーの 吉田香織さんが ランニングチャンネルを はじめる時 先ず ”ジョグの重要性” から話を始められていて 

この動画の中で 彼女 練習の8割がたジョグで しかも ペース6-7分という 私の経験では 健康の為にジョギング始めた人が 大体この辺で走ってるだろうというイメージのペースで走られてるようだったんですよね。 ただ この動画の中では この”6-7分”ペースって 一般の人に推奨するペースなのか 吉田さんのジョグのペースなのか はっきりしてなかったんで 青木さんにこの話したところ やはり本格的なランナーだっただけに この話ご存じだったようで やはり 彼女のジョグ 帰路6分台で走られてるそうです。

 

で この動画の中で 吉田さん ” ジョグって 結構難しいんだよね。 ゆっくりなペースの時に いかにフォームを崩さず走るかって すごく難しくて。” と言われてるんですが   この吉田さん 2016年の”WINGS FOR LIFE WORLD RUN” という キロ3分半のペースを何キロ維持できるかというレースで 65キロという記録で 女子世界一になられてる方のようなんで 要するに 彼女のいう ”フォーム”って この  キロ3分半 を 維持できる距離が 世界トップクラスの ”フォーム” ってことですよね。 で 恐らく吉田さんクラスのランナーで こういうペースで ここまで走られてる人なんて ほかにいないんじゃないかと思うんで 実は こういうジョグの中で 王さんが言われていた ”技を使うという事は 無駄を省いていくという事” が起きていて こういうジョグの中で 磨かれた ”技” が キロ3分半を 世界有数な距離維持できる 彼女のランを支えているんじゃないかと 思いはじめています。

 

 

話しを青木さんのことに戻すと 彼も さすがに 摺り足に取り組みはじめた頃は 別に自信をもって 取り組めてたわけではないそうなんですよね。 本人曰く ”こんなにやって なにが身につくんだ? 疲れるだけなんじゃ?” と思った時期があったそうなんですが 青木さんの師匠には そういう感情 直ぐばれてしまうそうで ”今は何も分からなくても良いから続けていけ” と急に声を掛けられ その言葉に何かパワーを感じ 今もその言葉を忘れず 取り組んでいるそうです。 

 

で 私が この話聞いてふと頭に浮かんだのが これまで 何度も引用してきた 宮塚さんのブログに始めていきついた時 目に留まった言葉 ”スイム、バイク、ランの3種目とも指導している内容は、リラックスすること、力を抜くこと、力まないことです。 逆にそれ以外のことは教えていない様なものです。” だったんですよね。 この言葉 以前から ほかの言葉に言い換えると” 一に脱力 二に脱力。 三四が無くて 五に脱力” となるような気がしていて 要するに つべこべ言わずに 脱力を追いかけとけ という意味かと思うんですが この青木さんの師匠の言葉も そこにかぶっていくように思うんですよね。

 

先日載せた 河内選手の動画の 別大マラソンの最終局面のボイスオーバーに ”実業団よ 学生よ 全てのランナーよ。 伝えたいことがある” という言葉があったんですが 青木さんの 師匠の方の ”今は分からなくても良いから続けていけ” 宮塚さんの ”スイム、バイク、ランの3種目とも指導している内容は、リラックスすること、力を抜くこと、力まないことです。 逆にそれ以外のことは教えていない様なものです。”  という言葉にも やはり この ”伝えたいこと”が詰まっているような気がするんですよね。 そういえば こちらの動画も

 

 

 

この動画をアップされた 塩田師のお孫さんが つけられた副題は ”合気道の神様 塩田剛三が亡くなる前に 伝えたかったこと” でしたし。

 

 

青木さんの師匠の方にしろ 宮塚さんにしろ 塩田師にしろ 皆さん 必死に自分の道を追いかけられた ”先達” の方々であり 日本には そういう方々が残された 言魂みたいなものが すごくたくさんあるように思うんですよね。 武道家の 日野晃さんが 塩田師の存在を 後から追いかけるものに取って 本当に有難い存在だという旨の話をされてましたが やはり こういう 前を歩かれてきた人たちの存在は 後から 追いかけるものに 勇気を与えてくれる存在のように 私も感じ始めているので 明日も 全開で 追いかけてみたいと思っていますニコニコ