こんばんわー。 さて 今日も お休み 何時ものように 三種目を使った より深い脱力の世界の探求 満喫してまいりましたニコニコ

 

今日 三種目終わって 家に帰ってきたとき 妻に云ったのが やっぱり 今回 青木さんという 脱力の道を追いかける世界の先輩に出会ったことは 物凄く勉強になっているという事だったんですよね。 で この事の説明として 今迄 自分でも この脱力の世界 ここから先 まだまだ果てしないというのは わかっていたんだけど 青木さんという 私より 先を歩かれてる人の話を聞くことで その果てしなさが どんだけ果てしないものなのか より具体的になり その分 普段の取組みの姿勢が良くなり より 自信をもって より深い脱力の世界を 一掻き 一漕ぎ 一歩のすべてで探している自分がいる。 そういうことのように思います。

 

今回の出会いで はっきりしたのは 私の追いかけてる 脱力の世界って 高校大学と 陸上やられて ハーフマラソン 65分とかのランナーだった方が 其のあと 10数年 ほぼ毎日 1-2時間とか 延々 ”摺り足” を繰り返して気かけても まだ先がある。 そんなとんでもない世界の話だという事なんですよね。 なんで 私 ここ数年 レースの結果すら 意に介せず 脱力を追いかける事しか 余裕がなくなってきたのか 正直 自分でも わかっていなかったんですが まあ そんなとんでもない世界なら 私ごときなら そうなって当然で 逆にいうと そうなってきたこと自体が 私の努力が実を結んできているからということだったように思います。

 

イヤーしかし まだまだ 先がとんでもなく長いと はっきりすることで 探し方の真剣度が 上がるようで 今回の休みは 此れまでで もっとも実りの多い休みだったように思いますお祝い まあ そんな風に 三種目とも どんどん新しい事が分ってくる中で 今日頭に浮かんだことがありました。

 

私 2018年に 初めてこの動画見つけて以来 何度も このブログに載せてきましたが

 

この動画 恐らく 王さんが引退されて間もないころの動画かと思うんですが 要するに 世界の王と呼ばれ 此れから先 破られることがあるのか 疑問に思えるほどの記録を打ち立てた まあ ”打撃の達人” と呼んで差し支えない方が インタビュワーの方に引き出されて ご自分が長年培われてきた ”技” を ご自分の言葉で 落とせるだけ落とし込んだ 野球選手にとってだけでなく スポーツを愛する者にとって 学ぶことの多い 珠玉の内容のインタビューのように思っています。

 

で この動画の 王さんの最後の一言が ” 自分の力だけでは無いんだ。 というのが真髄ではないですかね” だったんですが 今日思ったのは 私がこれまでしてきた 勘違い 全て この一言に凝縮されているんじゃないかという事だったんですよね。

 

王さんは この 運動に働いている 自分の力ではない力の例として ボールとバットの反発力を上げられていましたが 例えば バイクでは 宮塚さんが言うように 体重という力なんかは ペダリングに使える あからさまな力ですし 程度の差はあれ 誰でも使ってはいるものかとは思うんですよね。

 

ただ 今のスポーツ界では 筋肉だの 筋力 要するに 王さんがそれだけでは無いといわれている ”自分の力” の部分に 目が行き過ぎていて この部分 つまり 王さんほどの人が ”自分の力だけでは無いんだ というの真髄だとまで言われている この自分の力以外の力 があまりにもないがしろになりすぎているのかと思うんですよね。

 

イチロー選手も以前 恐らくアメリカ渡ったころの話しかと思うんですが ”野球界には 間違った言い伝えみたいなものが存在している。 「野球は パワーだ」みたいな。 これは完全に間違っていると僕は思う。 なにによって パワーが生まれているかが大事なのであって パワーが先に来てはいけない。 パワーがあれば 何かが補えるという考え方の人が多い その意味では 退化してるはずですよ 野球界は” という事を言われてたんですが 結局 イチロー選手にも 普通のメジャーリーガーとかより この 王さんのいう ”真髄”が見えていたからこそのこの発言だったのかなーと 今は思っています。

 

で まあ こういう話してれば 当然 合気道の この方の世界の話になってくるかと思うんですがグラサン

 

 

 

昨日 青木さんが この動画見てみたそうで 特に 塩田師が 最後 道場から出ていくときの所作に”別次元の身体所作を感じました” と書かれてたんですが 結局 こういう塩田師の世界とか 王さん イチロー選手のような方々に見えてた世界 今のスポーツ界 と ”別次元”の世界だから 話がかみ合わないのかと思うんですよね。 なんせ 塩田師のように 屈強な 武道家を相手に ”掴んできた連中の力でもって 相手を征服する。” とか ”自分の力はいらない” とか言われて 意味の分かるスポーツ選手なんて すくなくとも 欧米には一人もいないんじゃないかと思いますし。 (ちなみに 青木さんが驚かれた ”身体所作” アキレス腱 切られて 全盛期のものとは程遠い 70代のおじいさんのものであるわけですしびっくり

 

この動画の中で 塩田師が

”自分でやろうとするのではなく 皆に協力してもらばならん。 で なければ 仕事もうまくいかん。 技が全て説明してくれる。だから 無理が無い。 で 自然に倒れ 自分の思うように動ける” とまあ ビジネスの世界にすら通用するグラサン 合気道の技の仕組みを説明されてたんですが こういいうの聞いてても ”自分の思うように動ける” つまり 師の ”別次元の身体所作”は ”自分でやろうとしない” つまり 脱力を突き詰めていった先にあるものかと思うんですよね。 (因みに この ”別次元”といった 青木さん自身 元々 65分とかでハーフマラソン 走れるランナーが その後10数年 毎日 1-2時間 延々 ”摺り足”を繰り返して 脱力の世界を探られた方なわけで 私には 青木さんがここで言ってた ”別次元の身体所作” は正直 みえません。 まあ 塩田師は この時点で もう半世紀以上 合気道突き詰められてきた方だったわけで 青木さんとですら 年季の入り方が まったく違うわけなんで それで ”別次元”なのかと思いますが滝汗

 

しかしまあ 私自身 最近 実は 私の 探し続けてきた ”漕がないという漕ぎ方”が 全身の力を完全に抜いて 自分で何もやらずにペダリングを成立させるペダリングという事が だんだん明らかになってきていて 自分でも正直 びっくり仰天してるんですが笑い泣き こんなの今のスポーツ界の やれ 筋肉だの筋力だのに縛られまくってるスポーツ界の”常識”みたいなものに縛られたら 絶対に見えてこない世界のようなんですよねびっくり 

 

そういえば 以前 宮塚さん FBの記事で 宮塚さん年に1-2回ほどしかマウンテンバイク乗らなかったそうなんですが それでも 王滝という大会で 何度もトップ10入られてたそうで "何故かって? 真剣に聞いてくる人がいないんで 「天才だからしょうがない」 と言ってましたけど” という すごく思わせぶりな事書かれてて ずっと気になってたんですが 確かに 芋のスポーツ界の真逆の方向を突き詰めていったような こんなインチキ臭いペダリングが根底にあるのなら こういう事書かれるのも 納得いくんですよね。 (まあ 70代の塩田師が ”楽だ 楽だ” と 笑いながら 息すら乱さず 自分より大きく  若く強いお弟子さんたちを 赤子の手をひねるかのように 転がしまくる構図と 同じような世界の様に思います)

 

うーんしかし この年になって こんなトンデモナイ世界が見えてくると トライアスロン云々というより 一人の運動だけを生きがいにしてきた人間として とことんまで追いかけざるを得ない気がします。 まあ 余りにも先が長すぎるので どこまで詰められるのかは 正直 想像もつきませんが まあ 毎日楽しいので 楽しみながら 行けるとこまで行ってみようと思っていますニコニコ