こんばんわー。 さて 今の私にとって 一年で一番大事な一日 IMNZの日まで もう一か月切ってるんで 今日も その準備 より楽に動くの探求を 三種目 満喫してまいりました。 (しかしまあ この年になって これだけ 大事に思える日が 毎年あるというのは ほんと有難い話ですよね。 感謝しないと罰が当たるなーと つくづく思います)

 

今日は 最初ランをやっている時に まあ 今 なにを目指して 日々 取り組みべきなのかが 言葉に落ちた氣がしたんで書き残しておきたいんですが 其れは いかに動かないで動くか。 これをどこまで詰められるかに ここからどこまで行けるかが 掛かっているかなーという事でした。 

 

結局のところ 脱力 つまり 全身の力を完全に抜いて動くって そういう事二なるようなんですよね。 具体的にいうと 脱力で動くと 體のパーツは 自分からは 動かせないわけなんで 要するに どこも動かしていなければ いないほど 脱力で動いていることになる。 そういうことのようで だから 注目すべきは いかに自分の體のパーツを自分から動かしにいかないか どうもここにあるようです。 で 結局 私が同じように ずっと追いかけ続けてきた ”トライアスロンは 掻かない 漕がない 蹴らない” もそういうことのようですね。

 

後 今日走ってて思ったのは 他力で動く練習って 上り坂で磨いてなんぼ という事なんですよね。 もうかなり昔に ”他力で坂を上る練習” という記事を ランとバイクで 書いてるんですが まあ要するに 他力で坂を上るというのは 自分の力を使わず 所謂 ”技”というものだけに頼って登ることになるようで この 坂の登りこそ 技の見せ所であり 磨きどころ。 そんな風に感じ始めています。

 

そんなこと考えてて 今日思い出したのが マークアレン選手が マフェトンメソッド 取り組みはじめたころ 坂は 180ルールの数値に収まらなかったんで 歩いて上っていたと書かれてたことなんですよね。 まあ こう書かれていたとこ見ると そのうち 走って上れるようになったのかと思うんで 実は マフェトンメソッドで アレン氏がとった ”伸びしろ” は ここに大きなものがあったのではないかと考え始めています。

 

まあでも 私最近 ランもバイクも 坂を歩いてる普通の人より 息乱さず登れるようになってきてるようなんですよねびっくり まあ ペース自体も 歩いてる人と そんなに変わらないんですが爆  笑 まあ まさか 自分にこんな芸当が可能になる日が来るとは夢にも思っていなかったんで 日々積み重ねる努力が 長年積み重なった時の 破壊力のすごさを今日々味わっているように思います。

 

しかしまあ 最近すごく思うのは 宮塚さんのいう ”筋力は無いものと思って” アイアンマンアスリートに取って これ以上のアドバイスって ないと思うし しかも これ 当たり前のことだよなーという事なんですよね。 

 

サイクリストの宮澤さんの ”力を使わないペダリングとは”

 

 

という記事の中で よく生徒さんから言われるんでしょう お馴染みのフレーズとして ”力を入れなくちゃ 進みません” という言葉書かれていて 其のあと ”本当かな?” と問いかけられてるんですが 結局ここなんだと思うんですよね。

 

此方の動画の中で マラソンの川内さんが

 

川内さんが 新社会人に対するメッセージをと問われた時 

”常識といううものを決めつけずに 常識というものに挑戦していく心を持つ” と語られてたんですが 上の ”力を入れなくちゃ 進みません” 何かが 当に そういう人たちにとって この  ”常識”と言う名の 発想の限界に思うんですよね。

 

ちなみに 世界で 闘ってきた看板しょって プロのコーチとして 人に教える立場にいるヒトが ”力を使わないペダリングとは” という記事をわざわざ書いてるわけなんで そういうペダリングが存在しなければ そんなこと 掻かないはずなんですよね。 だから この ”力を入れなきゃ進みません” というのは あくまで その人の思い込みでしかなく 真実は 勿論 力を使わなくても 進むやり方というのはあるわけなんですが 特に今の なんか 筋力信奉のようなものに凝り固まってしまっているように見える世界では どうしても ”力を入れなきゃ進みません’という 間違った考え方の方が 多数派になてえしまうんで ”常識”になってしまう。 ただ 凄い結果を残す人というのは 其の多数側にいたんでは 抜きんでた結果なんて 出せるわけがないんで その常識というものに 挑んでこそなんぼ。 そういう事なんだろうと思いはじめています。 

 

去年 私が 初めて 青木さんの 律動法という施術に出会ったとき 試されたのが 正にこの ”體に触れずに 體に変化など起こせるわけがない” という まあ 私の中の ”常識” だったように思うんですよね。 ただ よく考えてみると みえない力の存在を否定してたら 電子レンジは生まれないわけですし もっと身近な 磁石や 重力の存在もあるわけなんで まあ 自分の中にある常識なんて ほんと全く役に立たないものなんだなーと 今は思いはじめています。

 

まあ その意味では 宮塚さんのいう ”筋力は無いものと思って” 何かも 今の 筋力ばかりに目が行ってしまっているように見受けられる スポーツの世界では まあ 其の”常識”みたいなものの 外にある考え方なのかと思うんですが ただ こちらの記事に見えるように

 

 

合気道の塩田剛三師は ”合気道では 体によどみを作らないために 筋肉を鍛えてはいけないんだ” とはっきり書かれてるくらいなんで 合気道のそういうレベルの世界が見えている人から見たら アイアンマンみたいに 参加者ほぼ皆が 體の限界まで行くスポーツの トップ選手が ”筋力は無いものと思って” とアドバイスされてるの そんなの当たり前だ とおっしゃるんじゃないかと思うんですよね。 というのも 合気道で ”掴んできた相手の力でもって 相手を征服する” そんなやり方というのがあるわけなんで アイアンマンのような競技で 自分の力に頼るなんて言う 疲れてしょうがないやり方をする 道理はどこにもないんじゃないかと思いますし。 

 

ただ 塩田師ご自身も 若い頃は 植芝先生に隠れて 鉄アレイ持ち上げてて よく怒られた なんて書かれてますし おそらく ”合気道では 体によどみを作らない為に 筋肉を鍛えてはいけないんだ” なんて達観されたのは 何十年も 研鑽積まれてからの話しなんじゃないかと思いますし まあ スポーツの世界で 自分の筋力に頼らないなんていう方向性を何十年藻追いかける人自体ほぼ皆無なんじゃないかと思うんで 塩田師のような方のみえてる世界は スポーツ界の ”常識”みたいな 水平線の向こう側の世界。 ただそれだけの話しかと思いはじめています。 

 

まあでも 若い頃 ハーフマラソン65分とかで走られてたランナーの方が 十数年 ずっと脱力だけを追いかけてきて 今も追いかけ続けているという体験談に じっくり触れられた 今回の旅 私にとって物凄く勉強になりました。 昨日も書いたように この方の歩みを励みとして 動かないで動くという動き方爆  笑 突き詰めていこうと思っています炎