こんばんわー。 さて 私は 自分に起きたことながら いまだに 不思議だと思う体験をしているんですが 其れが 2018年 私にとって 二度目のIMNZの ランパートで起きたことだったんですよね。

 

考えてみると このレース 私にとって まだトライアスロン4戦目 だったんで レース経験が足りなかったせいか どうも アイアンマンをすでにナメテかかってしまったレースだったようで爆  笑 バイクパートの序盤 アイアンマンのレースで そんなことする必要もないのに急いでしまい (なんせ 70.3ですら いまだに上回れていない このコース90キロのPBだったようなんでびっくり) ランパート 走り出しからすでに マラソンの距離の壁の向こう側のような状態に追い込まれてしまっていたようなんですよねガーン

 

そんな状態で42キロ走らなきゃいけなかったんで あのレース 今思い出しても 身の毛のよだつ 無茶苦茶大変なレースだったんですがえーん 只 面白い事に このレースの最終ラップの復路 距離にして7キロほどが 今まで 走ったマラソン含め この距離で 最も楽に走れた マラソンの最後7キロでもあったんですよねびっくり

 

で なんで こんなことが起きたのかは 正直 今でもはっきりとは分からないんですが笑い泣き ただ 最近 どうも 昨日書いた ”肩の力を抜く” ことと関係があったのかなーと考え始めています。 というのも あの時のレースレポにも ”おそらく 後はゴールまで戻るだけなので もう完走は大丈夫と確信した事で肩の荷が下りたのか ここまでずーと体が重く どすこい系の走りになったしまっていたのが 体が軽く感じ始め 一年間練習してきた 舞いを舞うかのような軽い走りがようやくで始め” と書いていたように どうも ”負けるもんかー” と 例によって 気張って肩に力が入りまくっていたのが 最期の折り返しを過ぎ  完走を確信したことで ”肩の荷が下りた” ことが 走ることが楽になる 唯一のきっかけだったように思うんで。

 

宮塚さんのブログに "これまでの通信ではいろいろとアドバイスして来ましたが、実際に指導を受けられて、本当の意味のリラックスが分かってもらえた様です。" という記述が見えるんですが よく考えてみると 心がリラックスしないと 本当の意味で 力を抜くことなんてできないですよね。 たとえば スポーツだけでなく 日常生活の中でも 気張って結果が出ない時なんかに ”肩に力が入りすぎ” なんて表現を使うわけですし。

 

なので 実はこれから 脱力をさらに突き詰めていく上で 心がリラックスしていることが大事になりそうだなーと思って 実はそれをタイトルに このブログ 書き始めたんですが 今日練習してて どうも もともと 人生全てに力みがちな私は もっと突っ込んだ方がいいじゃないかとふと思ったんですよね。 で 思ったのが 私はもっと普段の練習から ”遊び心” をもって いろんなことを試してみるくらいのつもりの方がいいように 今日練習してて感じました。

 

この 遊び心という言葉 実は 今年のIMNZ のレースレポ書いてるときに レースの時感じた感覚を言葉にしたらこの言葉になったものなんですが 之 おそらく この時 始めて私のブログで使った言葉なんですよね。 で 妻にレース後 このこと話したら ”何もかも計算づくのあなたらしくないわね” といわれたんですが爆  笑  私は 若いころ 学校の先生とかには 不真面目を絵にかいたように思われてたタイプの生徒だったものの爆  笑 どうも根は すごくまじめなのか 遊びでやってるトライアスロンなのに この ”遊び心” が全然ないような気がしました笑い泣き

 

今年のレースで感じた この ”遊び心” というのがどういうものだったかというと スイムを折り返したときに トライアスロンのレース 苦手なスイムパートで 始めて感じた 今日は 何時ものように コバンザメに頼るんじゃなくて ここから 追えるだけ追いかけて 抜いてっちゃおうかなー” という レース前 全く予期していなかった まるで子供のようないたずら心のような そんな感じの物だったんですが どうも これ自体が 2018年のレースの時と同じように ”これで完走は大丈夫” と 心の奥底で感じてたことによる ”心の余裕” どうもそこから来てたような気がするんですよね。 

 

今回のレース 頭の中で はっきり ”これで完走は大丈夫。 あとは内容” という考えがよぎったのは スイムアップして トランジ向かってはしっているときだったように記憶してるんですが どうも 心の奥底というか 潜在意識かなんかのレベルで 完走を確信したのは このスイム折り返したときだったように思うんですよね。 おそらく この時に ”もう完走は大丈夫だから ここから攻めてみないことには スイムが前より上達したかどうかわからないだろう?” というようなメッセージが どっか 心の奥から届くかなんかして 前を追ってみちゃおうかなーという気まぐれな いたずら心みたいなものが浮かんだ どうも そういうことだったんじゃないかと思うんで。

 

で 今回の IMNZ  ここが以前のIMNZト感じが全然違った部分のようだったんですよね。 なんか あの日は 一日中 デービットというライバルを追いかけることで 全長226キロ 丸一日かけた 人生最長のアイアンマンという名の追いかけっこをして遊んだ一日 終わってみての感想がそんな感じだったようなんで爆  笑

 

で 思いだしてみると 私が若いころ サッカーが好きだった理由がまさにそこにあったように思うんですよね。 まあ 中学のころは 漫画で描いても誰も信じてくれないような 滅茶苦茶な練習量を誇った部にいたんですが 只 私にとってのサッカーというのは あくまで ”遊び”であって まあ 勝てばうれしいし 負ければ悔しい そういうの なかったわけではないものの やっぱ私を突き動かしてた原動力はそこにはなかったような気がして 結局 チームメートという仲間と どれだけサッカーという遊びを楽しむか どうも私の頭の中にあったのは 其れだけだった気がするんで。 ( こんなこと書くと また ”学校の周り 30周してこい” という顧問の先生の声が聞こえる気はしないでもないんですが笑い泣き

 

これ書いてて思い出したんですが 2年くらい前に ”絶対にあきらめないという事” という記事に 以前 NZのトライアスリートの方の手記読んでたら その人が 何故 こんなに大変で お金もかかる アイアンマンに挑み続けるのかを自問自答されてて その人が ” Enjoyment.

Nothing More, Nothing Less” ( 楽しいから。 それ以上でも 以下でもない) と書かれていて その年の私のアイアンマンへの取り組みが まさに そんな感じだったんで 引用させていただいたら ブロ友の方から ”そうですね、確かに一言で言うなら、楽しいから! その一言に尽きますね ” というコメントを頂いたことがありました。

 

で 私は この方のブログの大ファンだったんですが この人 本当に 楽しみながら 常に 遊び心満載でトレーニング重ねてる方だったんですよね。 で このコメントもらったときに 実は 私は トレーニングは楽しむという方法もあるという事を この人から学んだという事に気付いたんですが その時の返信に ”私は トレーニングというのは苦しいのをいかに耐えるかだけだと思っていたので(^_^;) 私に 新しい世界を見せていただき ありがとうございます! ” と書いていたようです。

 

結局のところ 私は いわゆる ”トレーニング” という言葉を使うと 若いころ やらされてた 只苦しいだけの しごき系のトレーニングのイメージになってしまうようで 長距離なんて 其れをいくらやってなんぼという考えしか その人のブログ読み始めるまで イメージがなかったようなんですよねショボーン ただ 最近は もう そんなイメージなんて ほぼ全く持ってなくて 若いころ サッカーやってたころのように トライアスロンという遊びを楽しむ方向になってきてるようなんで その部分はプラスに考えていますニコニコ

 

ただ よく考えてみると 遊びでやってるというのに この ”遊び心” というのが 5年目のレースの日に 始めて感じる言葉というのは ちょっと情けない話だなーと 今日練習してて思ったんですよね。 たとえば トライアスロン始めてから 私がずっと追いかけている ”漕がないという漕ぎ方” なんですが 之なんか どうやったら もっと ”漕がない” で ペダルが回るのか 子供のような好奇心で 遊び心をもって色々試したほうが もっと早く話が前に進むんじゃないかと ふと思ったんですよね。 そう思って 今日色々試したんですが やっぱ 確かに 体重と骨格をうまく使うと 全く ”漕ぐ” という動作をせずにバイクを走らす方法があるように思うんですが 之もう ほとんど漫画の世界のように 私の知っている ”ペダリング” というものとは 全くの別物の動作になるんで ここまで違うこととなると それこそ いかに 今の自分には トンデモナイと感じることを試し続けたほうが いろいろ見えてくるんじゃないかと感じたんで もっと 普段の練習の時から遊び心を持つくらいでちょうどいいのかなーと そんなことを感じました。

 

そういえば NZの誇る ランの世界の名伯楽 リディヤード師の本を読んでいて 結局 師が あの本で一番言いたかったことは ”Run For Fun” この一言に尽きるんじゃないかと 思ったんですが 私自身 アイアンマンアスリートにとって 一番の武器というのは Swim Bike  Run が心から 楽しいと思う気持ち 其れに勝るものはないんじゃないかと思うんですよね。 で まあ ”遊び心” というのは この 楽しいという気持ちに つながっていくんじゃないかと思うんで 普段の練習から この ”遊び心” をもって いろんなことを常に試す そんな感じで取り組んでいこうと思っていますニコニコ