こんにちは
いよいよ明日は共通テストですね。
1年後に入試が迫ってきた日に、ちょっと閑話休題。
先日、こういう動画を見つけました。↓
謎の数学者さんという興味深い方の動画に辿り着きまして
怪しい方ではなく、米国で大学准教授をされていて、2年前に阪大へ来られた方みたいです。(教授なのかな?阪大就任以後、ぱったりと投稿されてないのでわかりませんが)
アメリカではたすき掛けの計算方法を取らないらしいんです。
全く別のAC法という方法で因数分解するんだそうです。
(私は数弱なのでざっくり浅くしか理解してませんが)
AC法だと扱う数が大きくなってしまって計算が面倒になるため、日本ではたすき掛けが使われるという説明でした。
「アメリカではテストで計算機が使えたりしますから、それが関係してるかも」
という説明だけで動画が終わっていて、え?それで終わり?って思っちゃいました
「どうしてなのか」「それによって教育に影響しないのか?」とか、もっと知りたいけどな〜って思っちゃいました。
そこで、うちのるんに下記の話題を振ってみました。
「受験に計算機持ち込めるような世界になったら、どうなると思う?
私は計算で苦しまなくて良くていいような気がするんだけど。計算ミスでの失点がなくなるし、幼少期から計算に時間を割かなくてよくなる」と私(←数弱なので単純)。
「うーん。楽は楽だけど、数の概念に無頓着になる気がする。たとえば、この数はこれで割れそうだよなあとか。当たりがつけにくくなるような」とるん。
「なるほど。そうだよね。そうか、何か本質的なものが抜けていく気もするよね」と私。
でも何が抜けていくんだろう???
大学受験に「手計算」がなくなるだけで、何か教育全体が大きく変わる気がするのだけど、
果たしてそれは未来の世界では省略しても構わないものなのか?
省略した上で別の何かに時間を割くことで、よりよい教育になるのかもしれなければ、手計算にこだわる話ではないのか?
謎の数学者先生には、その辺りの話も聞きたかったですね〜。
数学界ではどうなのか。
他の学問ではどうなのか。