比翼連理 ~執事の愛が重い件~ -2ページ目

比翼連理 ~執事の愛が重い件~

当ブログは、年の差11歳の主従が送る日常の風景。ネグレクトの母から赤子の私を引き取り育ててくれた付き人の白侶(ハクロ)は、その美貌と優雅さで見る者を虜にする外面の良い悪魔。そんな彼のドス黒い“本性”を主人ならではの目線で書き綴るノンフィクションです。

Q.誰かに相談できればしていたか?

A.多分しない





言っても言わなくても
スッキリしないし

何件か似た事例のブログを読んで
解決させようと思ったが
上手くいかない


そもそも俺達は

「話し合う」
ことすらしてこなかった


話し合っても
堂々巡りで解決しなかった
結局、最後まで
シッカリなんて話し合わなかった

妥協点というか
落とし所というか
折衷案というか..

そういうものを出す前に
私が話し合うのを止めてしまう



・白侶は「私」が欲しい

・「私」は現状を維持したい



・・・解決しない。



バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん


最終的に


焦れた白侶と
とんでもないことになった


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん



2017年の2月16日

あの日のブログで
自分がいかに混乱していたか
分かった

自分でも振り返って
読みに行くことを避けていた
あの日の記事

救いようがないほど
混乱していた自分


あの日、あの時

人生で初めて
白侶に緊急事態以外で抱き締められた


当然
パニクってぶん殴った




たぶん、あれからだ..
白侶の中で
私に対して加減が無くなってきたのは


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん



その後


妻にもクソ兄貴にも
言えない事態になった



白侶も私も

何があったかなんて
他言できないししない

ただ、今から数年前
1回目の
「他言できないこと」があった


はじめて対立して
どちらも絶対に譲らない
という
意地の張り合いから発展した
事態だった


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん


正直

憂さ晴らし、欲求不満解消
とでもいえば
どこかに着地できたのか?


その事態の数日前に
焦れに焦れ尽くしたキス魔に
拘束されて心が折れ
絶拒ォブ絶拒
した自分が

数日後にはすんなり
奴を受け入れているのに驚いた


これまで白侶に言われた
『愛している』
という言葉の中で
一番濃厚な響きだった


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん


それでも
私自身は別に好意という意味で
「好き」ではないのだ

絆されたと言えば絆された

諦めたと言えば諦めた


もういっそ
こいつは俺が何を言っても
俺を諦める気はないし

ここまで想われたら
400年も反故にしてきた「契約」を
果たしてやっても良いか


そう思ったのだ


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん



2回目は去年の2022年


何を思ったのか
私から誘ってそうなった


普段なら
ネタや冗談で吹っ掛けることはあるが
そういう時は
全然のってこないくせに

あの時は

互いに男の矜持が許さず
どちらが
相手を屈服させるかで勝負になった
 


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん


結局

白侶が私に
片思いしていた年数のうちで2回
そういう事があった


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん



お互い、これ以上なにを
どうこうしようとは考えていない

(勿論、妻には話せないし)
(秘密は墓まで持って行くが)

肉体関係というのは
私達にとっては
さほど必要ではないし

互いに

欲しいのは
相手の心と魂だし



白侶には2回目の時に言った
『「契約」を果たす』と
400年前の誓いの通り
『私はお前の妻(さい)になる』と

白侶にはその言葉で十分だし
私は白侶が
側に居てくれればそれで良い



取り敢えず

現状、現世で
私が白侶にしてやれるのはここまでだ

あとは来世の
私と白侶に任せるとして


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん



私がブログから離れたのは

白侶の願いを成就させるには
どうしたって
このルートを通らなければいけない
と分かったからだ

こんなこと

説明するに説明できないし
書くに書けないし

相談するにしたって
誰にも相談出来るわけないじゃないか






考えれば考えるほど、考えるのを止めたくなる


ブログを離れた理由の
2つ目を書きながら

これ書いたら
ブログを辞めようかなんて
思っている






ブログを離れた理由の
一つ目は祖母だが

二つ目は白侶だ



奴とは長い付き合いだし
これまでも色々なことがあった

けれど

忘れもしない
2017年の2月16日

はじめて
白侶と「対立」したあの日から
俺たちの問題は
大きくなっていったんだと思う


18禁18禁18禁18禁18禁




・・・あ、ダメだ思い出したくない。






白侶が本当に
言いたかったことを避けて
避け続けて

今まできた

あの時、白侶が
本当は何を言いたかったのか
自分は自ずと気付いてる

気付いていて
いつも見ないふり
聞きたくないと、耳を塞いできた


【どうして自分はそんな事をしたんだろう?】


これまでの行動が
正解だとは思っていない

けれど
それすら疑問に思うことを
避けてきた

心の整理をしている今だから
自分に問いかけるが..


【自分はなぜ白侶の心を避けていた?】


私にそうされたからといって
心変わりするような
男でないことは知ってる

私自身、白侶のそういう所に
甘えていたし


では、何故??





・育ての親まで無くすのが嫌だった
・そもそも男に興味ない
・白侶がタイプじゃない
・スパダリに興味が無い
・自分をそういう目で見て欲しくない





スライムスライムスライムスライムスライム




ブログというの便利だと
今書いていて思った。

言葉にするより、書き起こした方が
自分で見て納得できた


・俺をそういう目で見る白侶に
ガッカリしたくないんだ


スライムスライムスライムスライムスライム


正直、、、我ながら
酷いとしか言いようがないわ

だがどうしても

あいつが他人に向ける
あの冷たい眼を俺にも向けて
ただ「仕事」「雇い主」と
割り切って接してくれれば
こうはならなかっただろ?
と思うと
どうしてもお門違いの
八つ当たりをしたくなる


400年

全て擲って俺を探していたのだから
そんなこと
端から無理だろうとツッコむ自分もいる

どんだけ俺のこと好きなんだと
頭を抱えたこともあった

スライムスライムスライムスライムスライム


かと言って


白侶が俺を通して
俺の前世や俺以外の人間を見るのは
腹立たしすぎて頭に血が上る

それに関しては

・育ての親を取られたくない
・白侶の所有権を誰にも渡したくない

という思いがある


誰にも白侶を渡したくない
と思うのは

子供心から来るものなのか
それとも別のモノなのか

・・・それに関しては全く分からん



そういえば以前

私が白侶ではなく
「白露」を褒めたか懐かしんだ時
思い切りブチ切れられた事があった


それと似たようなもんだろうか?




スライムスライムスライムスライムスライム

 ・・・うん。

もう何も考えたくない。

これが自分の悪い癖だと分かっていても
何も考えたくない。

スライムスライムスライムスライムスライム