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私は、元虐待児童だ
祖母による
性的虐待と心理的虐待が主で
実の母はネグレクト
母は生んだ時から私に興味が無く
9つで男にレイプされて以降は
両者から
｢汚いモノ｣という認識を受けた
もともと自分は
幼児期から男目を惹く性質なようで
同性からのレイプが3回
監禁が1回
性目的による
襲撃は2カ月平均で29回
多い月で35回あった
(これが小学生 ～高校生までの自分の日常)
そして、この他に
祖母からの虐待とセクハラが
25年間続いた
私は
自分の実家で暮らしたことがない
だが、実家を離れていても
・電話でのセクハラ発言
・わざわざ人を雇っての厭がらせ
・私が男好きだと散々周囲に嘘の噂を流し、
地元にいられなくさせられたり
・子供の頃から
その手の輩を何人もけしかけられた
虐待、性的虐待を受けた
子供には
特徴や後遺症があるという
・身体的、知的発達が遅れる
・愛着障害、人間関係の構築困難
・非行、攻撃的な性格
・自己肯定感の欠如
・無力感
・自己嫌悪からの○殺念慮
・多重人格障害などの精神的問題
ところが
私にはこの特徴の
どれも当てはまらない
それだけで、十分奇跡だ
当然である
アホの執事が
祖母と母から受けた仕打ち以上の
愛情と生き方を
これでもかというほど
私に教えてくれたのだから
白侶は
本当は父の小姓だった
高給取りで、将来有望
他者が羨む立場にありながら
おバカの白侶は
若くして母から私を預かり受け
世話係を買って出た
そのまま順当に歩んでいれば
輝かしい未来があっただろうに
『坊ちゃんしか勝たん!!』
彼はその未来を、アッサリ捨てた
白侶は本当にアホなんだ
私は11の時
最初のレイプ犯に再度襲われた
酒瓶で頭を殴られたこと
バス停のベンチ横の暗がりだったこと
覚えているのはこれだけ
犯人のオッサンの顔は、うろ覚え..
数日後、白侶が犯人を特定し
“おっとうっかり”してしまったので
ただでさえ
修行で転々としていた近畿を
遠く離れることになった
頭のおかしな変態執事は
その時も
誰が何と言っても
私の傍を離れなかった
本当の奇跡
祖母がけしかけた連中にせよ
その他の犯人達にせよ
私はこれまで、存外
多くの命のやり取りをしてきた
自分の命を金で買ったことも
正当防衛の名のもと
犯人を再起不能にした事もある
そして
それらは全て
少年期～青年期にされたことだ
虐待を受けた子供には
特徴や後遺症があるという
本来なら、自分はもっと
歪んでいてもおかしくなかった
私の精神を護ってくれた
白侶
お前こそ、私にとって
本当の“奇跡”