妻の守護神たち‥ | 比翼連理 ~執事の愛が重い件~

比翼連理 ~執事の愛が重い件~

当ブログは、年の差11歳の主従が送る日常の風景。ネグレクトの母から赤子の私を引き取り育ててくれた付き人の白侶(ハクロ)は、その美貌と優雅さで見る者を虜にする外面の良い悪魔。そんな彼のドス黒い“本性”を主人ならではの目線で書き綴るノンフィクションです。

【妻】
現在、妊娠22週と2日目。
ようやく妊娠期間の折り返し地点到着。

ありがとう(*^^*)


妻の───

体調管理は私が。
油分、糖分、塩分管理は長男が。
・ 長男の応援は次男くんが。

それぞれ担当している。

お陰で、妻の体重は妊娠前と比べても2.5㌔増の妊婦増加体重の理想そのものだ。

そして・•・

ここにもう一匹!!
妻の守護神が存在する爆笑キラキラキラキラ



我が家の愛猫『🍎りんご🍎』さん。
オスのミックス。
玉なし!童貞!!
**クッソかわいい( ´艸`)**

妻の妊娠が分かり、
切迫で入院し、退院した頃から。

妻がりんごに、頻りに言っている言葉がある。
“りんごちゃん、
もうすぐお兄ちゃんになるから、赤ちゃんの面倒、ヨロシク見てやっておくれな”
それから間もなく。
不思議と、りんごさんが妻に付いて歩くようになった。
大好きなご飯の途中でも。
狩りの途中でも。
トイレ中でも、用を足し次第、妻が2階に上っていけば直ぐさま追い掛ける。

寝る時も、お昼寝も。
必ず妻の足下か枕元で。


そう!

決して、妻を一人にしないのだ!

りんごさんは、
本当は5匹兄弟の長男だった。

兄弟たちと捨てられ、りんごが声を出し先導し、うちの近所までやって来た。

大雨の日だったが、雨音に負けないくらい大きな声で、兄弟の為に母猫を呼んでいた。
必死な声だった。

近所の人達が皆心配になって探し回ったくらいだ。
程なくして、
りんご以外、兄弟はみな亡くなった。

………それ故に、思うのだ。

りんごはきっと、妻の言葉を理解しているのだと。

その上で、妻の側を片時も離れず、新しく生まれてくる自分の兄弟を、今、自分に出来うる限りで精一杯、護ってくれているのではないかと。
階段を上る妻の前を、何度も振り返り振り返り、様子を窺い「ニャッニャ」と声を掛け…

階下に降りる妻の前を、幾度も振り返っては立ち止まり、歩調を合わせる…


これらは妻が妊娠し、彼女がりんごに『兄弟の面倒を見てやってね(^^)』と言うまでは、全く見られなかった行動だ。


『兄弟』

誰よりも兄弟思いのりんごさんだからこそ、りんごなりに、思うところがあるのか知れない。


それ以前は、甘えん坊ではあったが、まさに気紛れな猫らしい猫だった。
妻はそんなりんごさんの行動を見て、毎回必ず、『ありがとう(*^^*)』と、目を見て伝えている。

りんごさんも、その度に『ニャッニャ♪』と鳴いて、まるで妻の言葉の意味を理解しているかのようだ。




そして我々、
夫+長男+次男くんは──

本日も二人のやり取りに感動の涙を流しつつ、りんごのウンコ掃除を仰せつかるのであった(T∀T)