前に前に出ようとするたび
僕らはいつも前が気になる
前ってゆうのは未来のこと
前ってゆうのは過去のこと

希望をもって希望を探す

果てしなき旅
繰り返す時間
まるでなにもない感覚

ここにいるのはただひとり


わたしだ
もそもそもそもそもそもそもそも

そもそも

こんなふうに求めてばっかりなのがいけないのか

そんなふうに求めてばっかりじゃ魂も枯れちゃうわ
なんて、YUKIちゃんあんたは心の代弁師だよ

だけどどうしてもどうしても
ここは半歩ずつ譲る状態よって思えるんだよなぁ

なのにあたしが道全部空けちゃってこれ以上この壁に体押しつけたらつぶれちゃうんですけどとゆう


今。

あー助け船ってこうゆうとき出すのかな
一歩一歩踏みしめて
そこがやわらかい芝生の上だとして
小さい花が咲いていたとして
赤い赤い一輪の花
それを手にしたいと思ったとして
ふんわり風が吹いて花びら一枚散ったとして

そしたらどちらを欲しいと思う?

風に舞う花びら
ひらひら
ひらひら
空に吸い込まれそうな赤い花びら
どこかへ行ってしまう赤い花びら


凛として立つ一輪の花ゆらゆら
ゆらゆら
たくましく居続ける一輪の花
欠けたものを追わない一輪の花


さぁどちら?


あたしだったら、どちらも欲さない

ほんのすこし肩を落とすだけ
ほんのすこし悔やむだけ

目にして欲しいと思ったのにね
その形が崩れた瞬間に終わる安い欲求


きっとどこに行きたいのかも
もう忘れてる