自民党から参院選に立候補します! | 弁護士みなみかずゆきのブログ - ON AND ON -

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南森町の「なんもり法律事務所」の弁護士の南和行のブログです。同性愛を公言するカップル弁護士,弁護士夫夫です。
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4月1日の重大な報告です。今年の夏の参院選挙,私こと南和行ですが,自民党の全国区比例代表の候補の一人として立候補することとなりました。


LGBTをふくむあらゆる人の人権,そして差別をなくすこと,何よりも日本の男女不平等な婚姻制度をまず見直すところから始めなければと思い,「家族のあり方と法」について,徹底的に日本を変えるには自民党しかないと思い立候補を決めました。


自民党は,憲法違反の安保法制があります。私は,先日,谷垣禎一幹事長とお話をしたときに率直に,安保法制が憲法違反であること,そして自民党が参院選で掲げる憲法改正は必要ないこと,何よりも自民党の改憲草案が立憲主義を破壊し個人の尊重を軽んじるものであること,それをお伝えしました。


すると谷垣先生は,「そのとおりだ」「LGBTだけでないあらゆる人の人権が大事だ」「差別はあかん」「国家より個人ですよ」と大きく同意してくださいました。谷垣先生は「LGBT理解促進法なんて実は中身ないとわかっていた。だから,本気のLGBT差別禁止法,いやあらゆる差別禁止法を作ろう」とおっしゃてくださいました。


そしてハグした私と谷垣先生は、、、


私が自民党からの立候補を決意したのは,安保法制を廃止した上で,今の憲法の枠内でも可能な安全保障としての東アジア諸国との協調を進め,国内の米軍基地の早急な縮小を,自民党が目指すということを自民党が参院選の政策として掲げることをもはや決めていると知ったからです。


その政策転換に私は驚きましたが,今,立憲主義と人権そして平和のために結集した民進党,共産党そして社民党という野党勢力に対抗するには,自民党として全ての政策を「脱原発,憲法9条護持,個人の尊重とあらゆる平等,社会民主主義を基調とする富の再分配」をキーワードにする方向にシフトしなければならないということでした。


「私を次期総裁候補として参院選を戦う覚悟はおありですか?」と私が訪ねましたら,谷垣先生は大きくうなずかれました。私は社民党の党員であり,社民党大阪府連合生野支部に党籍がありますが,なんとそのままで自民党から立候補できるというのです。


それは社民党のユルさの問題でもありますが,自民党の懐の深さです。私は,日本の社会民主主義のハッテンに尽力するとともに,自民党と社民党の架け橋,いってみればズブズブの古き良きあの頃は良かった55年体制をも懐かしむマスコットキャラクターとして,夏の参院選,全国を回って自民党の新しい政策を訴えます。


このような報告を,エイプリールフールの4月1日に皆さんに報告できたことを誇らしく思います。もちろん,全部嘘です。エイプリールフールです。