駅で見つけたポスター。京阪特急が京橋から七条までノンストップだなんて、20年前と同じだね!京阪特急って、20年前も今も、乗ったらワクワクできる。
今日は、司法試験の受験を一ヶ月後に控えた学生さんたちと焼肉でした。僕にしたら珍しく先生的な感じでしょ。
僕は司法試験は決してハイパー成績良い感じではなかったから、余計に、けっしてハイパーではない受験生の人を応援したくなる。
で、僕は司法試験の憲法の答案の書き方や、出題趣旨の見つけ方や、出題者が思い描く優秀答案を作ることはけっこう得意なのである。その特技だけが心の支えで司法試験の受験も乗り越えられたし、弁護士になって仕事がうまくいかない時も、受験指導で心を元気にしてました。
試験会場では頑張るしかないけど、ガツガツするのではなく、2時間後に落ち着いてペンを置くことをイメージしながら、しっかり問題文を読む。
頭で考えていることがスラスラ文章になることはないから、ちゃんとアイデアは単語でメモる。
合格でも不合格でも9月の結果発表の頃にちゃんと再現答案を書けるように意識して、文字の意味を把握しながら書く。
内容については、設問1では芦部信喜も佐藤幸治ではなく当事者の言い分を憲法の条文に寄せて、寄せる中で、ちゃんと教科書を読んでいるからわかる形で書く。
設問2では、行政と立法と司法の三権分立を意識して、行政は行政の役割を逸脱していないか、立法は立法の役割を逸脱していないか、それを考えながら、結論へと導く。
ということで、憲法の教科書や学術論文は書けないけど、受験指導ならばできるぜ、オラオラみたいな。
司法試験の向こうに夢はなくなった時代かもしれない。しかし、目の前に試験が来たら受けなければならない。ほんとにつらい。
学部を出てそのまま東大や京大や慶応や中央のロースクールに入った若い人、しかも親も弁護士とかいう受験生がいちばん有利で、有利だから心にも余裕があって、勉強も安心できて、試験現場でもパニックにならない。
そうさ。そうだ。
だけど、負けないでほしい。やっぱり僕が少しでも関わった学生さんたちには負けないでほしい。それでも勝ってほしい。合格不合格というより勝ってほしい。
心から応援しています。