スピーカーのVICTOR SX-A103

エッジの軟化が終了し、エージングも進みました。素で聞いてみての印象は、バランスはドンシャリ。ブワッと出る低音と強めの高音。中域は控え目。とりあえずバスレフポートをフワッとした吸音材で軽く塞ぐ。

これでもPIONEER S-A4よりは低音がしっかり出ています。S-A4が出無さすぎ?重さは3倍もあるのに。チューニングが悪いんでしょうね。

これで低域に締まりが出て来て量もいい塩梅。高域はサランネットを装着してみましたが、まだ強め。そこでコンデンサーを挟んでみました。

これで高域のキツさは減少。バランスが取れてきました。まだ若干ハイ上がりです。
KEF Q300と聞き比べてみると、音数が少なくなる分ヴォーカルはスッキリ前に出てきます。

柔らかな音かと思っていましたが、慣らしが進むとQ300に近い音になってきました。ギターの音のエッジがくっきり表現されます。

それでもヴォーカルはQ300よりも若干エコー成分が多く艶があります。低音はもちろんQ300の方が量的には多いんですが、SX-A103単体だと不足感はありません。

始めは完全に2軍。サブで使おうと思って手に入れたんですが、調整してみるとかなり好敵手でした。こりゃ普段聴く時にどっちにしようかと、悩むことになりそうです😵