海外の妻たち〜 現地妻編〜 で少し触れたが
こんがり肌の方が健康的にイメージが良い
と思っているヨーロッパ人の影響で
たっぷり太陽を浴びるハメになり
誰よりも早くこんがりしてしまう私だが。
ドイツ人の涙ぐましい努力を、
あなたは知っているだろうか。
肌が白い人は、一発で焼こうとすると
ゆでだこのように真っ赤になってしまうため
実は日焼け止めを頻繁に使う。
そして、時間をかけて少〜しずつ肌に
メラニン色素を取り込んでいくのである。
太陽が出るや否や、日焼け止めをぬりぬり。
自転車にまたがり、近くの公園にせっせと
肌を焼きに行く。
夏になると、
公園の野原は水着姿の人間で
溢れる。
ここは海じゃない・・・
カフェのテラス席は、
太陽が当たるところは満席。
日陰はガラガラ。
時間とともに太陽が移動。
するとドイツ人も席を移動。
ここは日サロじゃない・・・
こうして短い夏のあいだ、彼らは太陽を
追い求め、努力を重ねてこんがり肌を
手に入れるのである。
ちなみに私は公園では日陰。カフェでも日陰。
それなのに・・・
これだけ持って行ったにもかかわらず、
真っ赤になって痛い痛いと薬局に駆け込む。
火傷の軟膏を買い、それがなんとか効いて、
白く戻ったドイツ人。
そして、これだけ日焼け止めを塗ったにも
かかわらず、実家に帰ったら家族にガングロ
呼ばわりされた私。
太陽を吸収する能力が、お金に変えられたら良いのに。
なんてな。