ミラクルゲーム 第4話 | ルナティックのパンドラの箱探し

ルナティックのパンドラの箱探し

サクラノルナの日常報告とかをします!!
たまに小説を書いていってるので
よかったらみてねー!
あとアニメやらの感想とか日々の愚痴多数なので
閲覧注意です!

第1章 戦いの火蓋
第4話 王国へ前編

日にちが変わりみんなが寝た頃。
静まり帰った屋敷でただ1人。レイキだけは起きていた。
なかなか寝付けなかったからだ。
寝ても覚めてもミナがいたからだ。
悪夢を見た。具体的には、起きたらなんとくしかわからなく。とにかくいつも一緒にいる、ミナがミナじゃなくなる夢を見たはず。
ここ最近かなりの頻度でその夢を見る。
夢が気になり寝れなくて、寝返りを頻繁にうっていると。ミナが起きて。
ミナ「うーん。……どうしたの。ミナと一緒なのに、寝れないのぉ?」
すこし寝ぼけているんだろう。少々舌足らずな声で喋ってた。
ミナはレイキと一緒の時は、自分の事を名前で呼ぶ。そこが可愛いなとかを思いながら。
レイキ「ああ。なんだか寝られないんだよね。」
ミナ「ふーん♪」
ロリ顔で、上目遣いは凶器だ。とも思いった。
ミナ「だったらキスして。はい、ちゅぅー。」
いきなりどうした!
予想外の答えであたふたして。とっさに言い訳を思いついた。
レイキ「き、キスで寝れる訳無いだろ。……大体、ミナは、キスして気絶してるだけだろう。」
レイキは顔を赤くしていたが、ミナに気づかれないように顔を背けていた。
ミナ「そんなことないもん!……ああ!ちゃん付けしてない。もぅ二人の時は良いって言ってるでしょ。ねぇレイくぅん 。」
レイキはさらに顔を赤くしたが。仕方なくミナの手を握り。
レイキ「悪いけど。……手だけ、握ってくれないか?」
ミナ「うー、また誤魔化すー。……まぁ良いわよ♪はい、ギュー。」
握られたてを握り返されて。
レイキ「手が温かい。癒されるよ。」
ミナ「相変わらずおててが冷たいね。」
握られてない手もレイキの手に置き。両手で握られた。
レイキ「仕方ないだろ。ビリビリしてる人よりましだ。」
そう。魔力を宿してる人間は、まれに属性を体内に宿す。その属性が体温や適正に少し影響しているのだ。
ミナ「確かにね。冷たい手でも、ミナはレイキが大好きだから、この手も好き。」
手をさらに強く握って。自分の頬を擦ってた。
レイキ「!!」
ミナ「ずぅーっと。一緒に居てね。」
レイキ「俺からもお願い。」
しばらくして二人はそのまま眠りについた。


朝が来て。
そして夜が来る。
その繰り返し。
まるで誰かに作られたみたいに世界は回る。
3人部屋に1人で寝てたアイカがそう思いながら目を覚ました。
アイカ「あー、よく寝れた。」
窓のない部屋で1人グッスリと眠れた彼はそう言った。
そこにそーと。コリンが入ってきて。残念そうにして。
コリン「あー。アイカ君がおきているぅ。」
残念そうな顔をし、帰ろうとしたから呼び止めた。
コリン「なぁにぃー。イタズラしようとしただけだよぉ~♪」
にぃーと笑っていった。
その髪は相変わらずボサボサだった。
コリン「ああーアイカ君。そぉいえばぁ。」
なにかを思い出したのだろう。
アイカ「なんです?」
コリン「しゃわぁあびたぁ?」
アイカ「あ、浴びてないです。」
そういえば浴びていない。
というか。どこにあるか知らない。
コリン「そっかぁ。えーい。」
コリンが急にアイカに抱きついた。
アイカ「えっ!」
急に抱きつかれて驚いたが。それよりも幸せそうな顔で俺の胸に顔をすり付けている顔が可愛いと思った。
コリン「わぁー。あせのにおいぃ。おとこのにおいぃ」
アイカ「あ、あのー??」
とりあえずあたふたした。いやあたふたするしか出来なかった。
コリン「もぉう、なぁにぃ!人がせっかくくつろいでんのに!」
人の胸でくつろいでほしくない。
アイカ「そのー。あのですね。うん困ります。」
コリン「じゃぁあ。逆してみる?」
上目で言われても困る。
アイカ「いえ、結構です。」
俺は全力で否定をし。コリンの頭を撫でた。
コリン「逆したらセクハラだからダメぇ。だけどね♪」
ニコッと笑った顔が少し怖いも思った。
コリン「あとぉ、アイカくんわぁ。やさしすぎるのよ。きっとぉ……ねぇ。」
優しいか。前にも言われたことがあるな。……いや、記憶にないや。
コリン「あぁ!おもぃだしたァ!……アイカ君。今すぐシャワー浴びなよ。皆で出掛けるからさ。ほら、はやく!」
また昨日みたいにハキハキと喋りだした。
アイカ「そ、そうですね。浴びてきます。」
アイカは、慌てて部屋を出て。右側にあるシャワー室に向かった。

今日はおかしい日になるなぁ。
いや今日もか。何て考えながらシャワールームのドアを開けた。
レイナ「あー。さっぱりした。」
アイカ「あっ!」
ドアを開けたと同時に右側のドアから、シャワーを浴びた後のレイナが出てきた。
幸い服は着ていた。
レイナ「な、なんでいるのよ!」
レイナは驚いていた。
アイカ「いやその。浴びないと匂うから。」
何を言ってんだろう。
レイナ「そっか。ちなみに服着てるから大丈夫だけど。もうひとつのドアを開けてたら殺してたからね♪」
なぜかニコニコだった。
アイカ「あ、あれっ!」
昨日まではなんかきけアイカが不思議そうにしていると。
レイナ「どうしたの?もしかして。まだ泡ついてた?」
顔をのぞきこんできたので思わず一歩下がり。
アイカ「あーな、なんでもないです。」
レイナ「そう。なら良かった!じゃあ先に行くね。」
レイナは笑顔をアイカに向けてシャワールームを後にした。
アイカ「やけにご機嫌だったな。」
アイカは不思議におもいながら、レイナが出てきた方のドアを開けた。

ドアを開いたら。シャワーを浴びたあとだろう。ミナさんが下着姿でいた。
ミナ「えっ!」
アイカ「うぁー。」
俺は慌てて出ようとしたが、服を引っ張られて止められた。
ミナ「この距離で魔法当ててもいいかしら?」
俺は首を振って、後ろを向き。
ミナが笑ってるのを確認した。
ミナ「ふふっ。まぁ今回だけは許してあげます。ここが女性専用って言わなかったからね。」
ミナさんが手を離したから俺は思わず振り返ってしまった。
ミナ「だからってこっち向かないでくれるかな。」
そういってミナさんは俺の腹部に正拳突きを放った。
アイカ「ぐはぁっ!」
シャワールームから追い出された。
アイカ「げほっげほ。あー痛たた。はぁー。」
俺はもうひとつのドアを開けて、シャワーを浴びた。
暖かい水を浴びると体も心もリフレッシュする。

シャワーを浴びてのんびりと部屋に戻るとミナさんがいた。
ミナ「あなたって以外に長湯なのね。」
遅いと遠回しにいわれた。
アイカ「スミマセンのんびりとシャワーを浴びてました。」
ため息をつかれて。
ミナ「人の家だからってあまり無駄使いしないでね。……まぁ良いわ。とりあえずみんなが待ってるからはやく行きましょう。」
でもなんだかんだいって。今日はご機嫌みたいだ。なんて思いながら俺はミナさんと共に外に出た。

コリン「あー同伴出勤だぁ♪」
ミナ「たまたま一緒に来ただけです。」
レイキ「ははは。それは置いといてはやくいこうか。国王もお待ちだろうし。」
アイカ「えっ!国王様ですか?」
俺は耳を疑ったけど確かに国王と聞こえた。
ミナ「もしかしてなにも聞いてないの?……レイキ、貴方一体、なにを話したのかしら?」
ギロッとレイキを睨んで。
ミナ「気を付けてくれないかしら。二度手間になってイライラするから。」
後ろ髪をかきながら。
ミナ「今回は時間がないから説明なし。各自状況判断して頂戴!」
ミナさんはそういうと、一人で先に歩いていった。
レイナ「あれ。乗り物とかないの!歩きとか疲れんじゃん。」
レイナさんがめんどくさそうに言ったら。
レイキ「ああ。今回は諸事情でね。悪いけど歩きでいこう。」
レイナ「えー!あたし行きたくないよ。」
じたばたとしてアピールしたがミナさんが。
ミナ「我が儘を言わないで貰えないかしら?私だって貴女と一緒に居たくもない。」
レイナさんがそれはこっちのセリフといいかけたときにレイキさんが割り込んで。
レイキ「はい。とっとと行かないか。他にも待たせてる人がいるんだぜ。」
そう言うと。ミナさんとレイナさんは互いにそっぽを向いた。
やれやれ大丈夫かなこのパーティーで。

ミナの屋敷から20分ほど歩き。ひとつの町。ピアシアを通りすぎた。
道中モンスターに襲われたが、そのほとんどがアイカでも、余裕で倒せるほど弱かった。
アイカ「この辺のモンスターも弱いんですね?」
ミナ「うーん。確かにアイカ君の故郷のモンスターよりも弱いわ。」
レイキ「ここのモンスターはかなり弱い。だけど、大陸西のモンスターが以上に強いんだ、これがまた。」
レイナ「えっそうなの?」
レイナが知らなかった!という表情をしたが。
エリス「実際に戦ったことないから分からないけど。かなり強いんでしたよね?」
アイカ「そんなに強いんですか。」
レイナが無視されて頬を膨らませてた。やっぱりかまってちゃんだな。
レイキ「まぁ俺はともかく。ミナちゃんと相性が悪い。ッイテ 」
ミナさんがレイキの二の腕を摘まんだ。
ミナ「レイキ。皆さんの前では、ちゃん付けをやめてくださらないかしら?」
ミナ「……二人の時は呼ばないくせに。」
レイキ「イタタ。…なにか言ったかい?」
ミナ「なにもございません。」
ぷいっと顔を背けてアイカの方を向いた。
アイカ「!!」
先程の出来事を思い出したのだろうか。顔をかなり真っ赤にして違う方を見た。
振り向いた先にトボトボと歩いていたコリンが彼の瞳に写った。
コリン「…………。」
レイナ「あっれぇ。コリン元気ないの!」
元気無さそうだったので、励ます代わりに、レイナが後ろから抱きくと。
コリン「ええ。ああ、うーんすこしぃねむたぁい。そしておもたぁーい。」
ばたん。と重みに負け。そのまま前に倒れてしまった。
一同「!!」
ミナ「ちょっと。コリンさん。大丈夫かしら?」
コリン「うー。チビナちゃん、だいじょばなぁーい。」
ミナ「このまま悪化すればいいのに。」
一瞬近寄ったが直ぐに離れて歩き出した。
レイキ「からかわれたからって見捨てるなよ。あーどうしようか。仕方がない、ピアシアに寄っていくか。」
レイナ「それで間に合うの?」
レイキ「間に合わないだろうな。先に行っててくれないか?ちょうどピアシアもさっき通りかかったばかりだし。」
ミナ「そう。分かったわ。…………まぁこの人数ならこっちも問題ないと思うけど。レイキ。コリンさんを病院に運んだら直ぐに来てくれるかしら?」
不安そうにミナが訪ねる。よほどレイキと離れるのがいやなのだろう。
レイキ「まぁ俺の方が先につくかもな。」
ミナ「そう♪なら問題ないわね。さぁ皆さん、行きましょうか。」
ミナの顔がパーと晴れた。
こうした二手に別れたが。城下町について驚くことになるとは、この時は思いもしなかった。


レイナさんが何回もまだつかないのチビと言って。しばらく険悪な状況だったがなんとか無事に城下町の「不死加護の街」に着いた。
俺たちは先に行ったはずなのに。城下町の入り口にはレイキさんが立って待っていた。
レイキ「意外に遅かったね。」
ミナ「待たせてゴメンね。」
アイカ「……。」
レイナ「どうしたの?アイカ君。口を大きく広げて。」
確かに俺は驚いて口を開いたままだった。いやだって驚くだろ、普通は。
レイキ「そんなに驚いたかい。まぁいつものことだから気にしないでくれないか。」
レイキさん。どうやって来たんだろ。
そんなこと思いながら俺達は街の奥にある城へ続く道へ向かった。
街は俺が住んでいた村と違って。活気で溢れていた。
レイキ「そういえばミナ。今日あいつも来るのか?」
ミナ「ああ。シルヴァ君のことかしら?あの人のことだから来ないんじゃないの。」
レイナ「アタシあの人嫌いだから来なくてもいいよ。」
レイキ「まあまあ。今回は来てもらわないと困るのは俺達だからな。っと。」
レイキさんは急に立ち止まって。
レイキ「……そういえば。エリス。」
ずっと黙っていたエリスを気遣かったのだろうか。レイキさんが優しいトーンで言った。