ついったで「びーずのコンサートに行った車椅子?の人が、スタッフに助けられて感謝」みたいな投稿をたまたま見かけて思い出した話。(長い)
名古屋で警備員のバイトをしていた頃、三重のスーパーの駐車場の警備の仕事が入った。
警備員のバイトは大体は自分だけで現場に向かうことが多かったが、そこの店は駅からもちょっと遠く人数もいるということで、5人くらいかなぁ、社員が車出してみんなで向かうことになった。
その店はちょっと変な立地で、高台にあるのか?店の片側はものすごい急坂になっていた。
仕事が終わる頃、社員が「はい終わるよ~車行くよ~」みたいにみんなに声かけて店から離れようとしている時、お客のおばあさんがカートに買ったもの(結構な荷物)を載せて店を出ようとしているのが目に入った。
(自転車にでも載せる為に一回運び出したのかな)くらいに思ってぼんやりと見ながら歩いていたら、そのおばあさん、カートのまま、店の片側の坂道を下ろうとしていた!!
いや危ないだろ!わたしはとっさに走り寄り「あっ、やりますよ~」と声をかけてカートの持ち手を取った。
おばあさんは何度もお礼を言いつつ「荷物置いたらカートは返しますので」と言ってきたが、こっちは(店の人間じゃないから知らんけど返すの当たり前・・・)等と思いながら適当に「はい」と返事しといた。
下まで下ろし終わると名前を聞かれ、(?警備員の名前聞いてどーすんだ?)と思ったが一応名字だけ言っとく。
急いで坂を上り戻ると、社員が「何やってたんだ?早く行くぞ」と。
え・・・今あのおばあさんの様子とか見てなかったの?と思ってしまった。
いや急に列から外れたわたしも悪かったけどもさ~。
・・・で、かなり後になってから「あっ、名前を聞いてきたのはカートを返しに行った時に店にお礼を伝えようとしていたのか!??」ということに氣が付いた。
おっそww
余談だが、そのスーパーへはこれ一度しか行ったことないし、警備員のバイトは三ヶ月で辞めたので後は知らん。
三重の何処だったのかも最早わからん。
終わり。






