南房総の川沿いでカワセミ探し~!
写真のようなカワセミさん見つかるかな?
カワセミを探せ
今回は自由研究サポートで、カワセミ探しのガイドです。
川の河口からスタート。カルガモたちが休息中でした。
野鳥以外の、川の生き物たちにも注目!
撮影はできませんでしたが、大きなスッポンやテナガエビの姿も確認できましたよ。
川原の常連イソシギ。
長い嘴で水生生物を捕えます。尾羽を上下にフリフリ。
こちらはハクセキレイ。こちらも川原の常連さんです。ちなみに尾羽を上下にフリフリポーズも、イソシギと一緒です。
キラリ!と光る青い塊が高速で上流へと飛んで行きます。
いました!カワセミです。対岸に横枝にとまりましたよ!
う~んでも少し遠いですね。
でも、なんとか見つけることができました。(ガイドとしては一安心です。笑)
更に…カワセミ以外の鳥たちも再び探します。
(旧式の年代物のフィールドスコープが大活躍。まだまだ現役なんですよ。)
おおっ!頭上を黒い巨大な影が飛んで行きます。
正体はアオサギでした。日本では最大級のサギです。
振り向くとなんともう1羽。こちらは近いです。大きい姿に圧倒されます。
アオサギの近くに10羽程の小さな鳥の群れ。
イソシギ?いや似てますが、こちらはキアシシギです。
春から夏にかけてユーラシア大陸北部で繁殖し、冬はオーストラリアまで渡ります。日本は彼らの渡りの中継地。
秋の渡りの、少し早い組のようです。大自然はもう秋の気配?
河口から、海岸へやってきました。遠くにカワウの小群がくつろいでいます。
ん?こちらを見る視線が…?
視線の主はトビでした。
海岸部でよく見られる大型のタカの仲間。ただし、生きた獲物はあまり捕えず、もっぱら死んだ生き物を餌とします。時には植物質の物も食べちゃうそうです。ワシやタカの仲間としては珍しい雑食性です。
海辺ではコシアカツバメや…
ヒメアマツバメが高速で飛び交います。
漁港の船着き場を覗くとカメノテが…ん?何だかカメノテからまたテ(手)が出てる?
これは蔓脚という器官。干潮時は死んだように動かないカメノテですが、満潮になり海水に浸るようになるとこの器官を出して、活発に餌を捕えます。
カワセミをはじめ、川の生き物から、海の生き物まで、様々な命の営みを今回は見ることができました。
まだまだ暑い夏が続きますが、生き物たちは元気です!
○ガイドへの連絡先等について
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○夏休み企画について
今回行いました「自由研究サポート」です。
生まれも育ちも千葉県は南房総のガイドが、テーマ選びから実施まで、お子様たちの自由研究をお助けします。
(自由研究以外の磯遊びや昆虫観察もお手伝い致しますよ。)
ガイドの実施場所は、基本的に南房総地域(千葉県南部)ですがお気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。
ガイド紹介
南房総の自然と野鳥ガイドの武田健治です。1970年生まれの54歳。
生まれも育ちも千葉県は南房総です。30年以上おこなっている趣味の野鳥観察を活かす仕事をやろうと思い、2023年3月に公務員を退職。2024年4月からネイチャーガイドを始めました。地元南房総の自然を多くの方々にご紹介したいと日々奮闘中です。
当ガイドにおきましては、自閉症の長男(20代)を同行させることがあります。南房総の自然と同様に、息子と触れあうことで障害者へのご理解を深めていただければ幸いです。ですので、同じ障害をお持ちの方やそのご家族も大歓迎致します。どうぞご遠慮なさらず遊びにに来てくださいね!
(たいへん恐縮ながら当ガイドのお客様におかれましては、自閉症等障害者へのご理解のある方のみとさせていただきます。)
日本野鳥の会会員
鴨川市観光協会会員