エッセイ対策はどうしたらよいでしょうか、とよく聞かれますが、特別な対策は不要です。大学受験の現代文みたいなものですから、まずはちゃんとビニエットを読まないといけません。英語で書くことに対してエネルギーを注ぐ人が多いですが、書くのは回答プロセスの最後の数パーセントにすぎません。最初に問題を読み、そしてビニエットを読み、回答を頭で考えて、英語で書く、というプロセスです。
英語で書くときは、箇条書きを多用しましょう。英語の文法などのミスは原点にはなりませんが、採点者の立場に立ってあげれば、外人の下手な英語がだらだらと書いてあれば、嫌になるでしょう。そこでこんな形にします。
(Agree、Disagreeの問題を想定)
Agreeである。なぜならば以下の3つの理由による。
1.SVO
2.SVO
3.SVO
これなら英語のうまい下手の影響はなくなります。アメリカ人でも賢い人間は、箇条書きで対応してますね。箇条書きについてさらに知りたい方は、拙著をご覧ください。

Naoki Tejima, CFA