今回は統計(Quantitative Methods)のLevel 2の試験範囲について紹介しましょう。Level 2は本格的に統計学を学ぶことになります。とはいえ、難しいわけではなく、統計のバックグラウンドがある人には特に目新しい内容ではないです。つまり、通常の統計学の範囲内です。Study Sessionは1つで、Readingは3つです。ウェイトはLevel 2で最も低い5-10%です。後回しがいいですね。特に統計学を知っている人は最後の最後で問題を解きまくるだけでもなんとかなるでしょう(英語の問題がなければ)。


Level 2 Study Session 3

Reading 11:相関と回帰分析

①相関係数の算出

②相関係数のt検定

③線形回帰分析

④Rスクエア

⑤回帰分析係数の信頼区間の算出

⑥回帰分析係数の仮説検証

⑦予測値の算出

⑧ANOVA


Reading 12:重回帰分析

①重回帰分析の基本

②回帰分析係数の仮説検証

③p値

④回帰分析係数の信頼区間の算出

⑤F値

⑥修正Rスクエア

⑦ダミー値(定性データ)

⑧不均一分散性(heteroskedasticity)

⑨系列相関(serial correlation)

⑩多重共線性(multicollinearity)


Reading 13:時系列分析

①線形トレンドモデルと対数線形モデル

②共分散定常性(covariance stationarity)

③自己回帰モデル(autoregressive model)

④自己相関(autocorrelation)

⑤中央回帰(mean-reversion)

⑥サンプル内外予測

⑦ランダムウォークプロセス

⑧季節性

⑨ARCHモデル


どれも大事なので、まんべんなく対策しましょう。問題演習で計算問題に慣れるのが一番です。


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