ついにEthicsも「Ⅶ Responsibilities as a CFA Institute Member or CFA Candidate:CFA協会会員またはCFA受験者としての責務」を紹介すれば終わりです。このパートは簡単なので、試験に出たら確実にスコアを稼ぎましょう。以下の2つの項目があります。


(A) Conduct as Members and candidates in the CFA Program:会員およびCFAプログラム受験者としての行動

(B) Reference to CFA Institute, the CFA Designation, and the CFA Program:CFA協会、CFAの称号およびCFAプログラムについての言及


(A) Conduct as Members and candidates in the CFA Program

サマリー

CFA協会、CFAの称号、CFA試験の評判、信頼性、正当性を損なう行為はしないこと


ガイダンス

①カンニングをしたり、秘密な情報を漏らしたりしないこと

②CFA協会やプログラムについて反対意見を言うのはOK


適切な手続き

Standardsの第9版では紹介されず


テスト対策

常識で考えておかしいことは違反だと考えましょう。「CFA協会やプログラムについて反対意見を言うのはOK」というのは以前Practice Examで見たことがあるので、覚えておきましょう。


(B) Reference to CFA Institute, the CFA Designation, and the CFA Program

サマリー

CFAの称号の保有等に関して、虚偽または誇張をしないこと


ガイダンス

①CFAを保持していることの意味を誇張したり、高い投資パフォーマンスを約束するなどしないこと

②会費を払うこと。さもなければCFAと名乗れない。

③試験を一発で合格したからと言って、能力が高い、とは言ってはいけない。一発合格が事実であれば述べても良いが、その意味を誇張しないこと。


適切な手続き

CFAの称号やCFA協会について述べる時はガイドラインに沿うこと


テスト対策

①CFA保持者だから能力が高い、と思わせるようなコミュニケーションはしないこと

②CFAは名詞として使わないこと(CFAsとか複数形にもならない)。形容詞で使うこと。


このパートは常識で対応しましょう。

これでEthicsの紹介が終わりました。やっぱりEthicsはつまらないですね。途中で止めようかと思いましたが、始めちゃったので、やり続けました。本来は次からGIPSを紹介すべきですが、これもあんまりおもしろくないので後回しにします。