開催までと会期中、各作家さんの作品を

すこしづつですがご紹介





今日は藤本徹さん

”動物おみくじ”を出されます









このおみくじには幾つかの生物達にまつわる物語が内包されています


普通のおみくじというものは読んで参考に、指針にというもので

胸の底が大きく揺さぶられるとか涙するものではない筈なのですが

この動物おみくじは

自由に言葉は交わせないにも関わらずとても親しい存在から

時空を超え届く又は届ける手紙

何回でも取り出して読みたくなる懐かしい手紙のようなもの



会期中毎日ひとつひこうと楽しみにしています

皆様もぜひひいてみて下さい

大切な人に送ってあげていいかもしれません






+ 藤本さんがこの展覧会の為に書き下ろして下さった

”森と六月” の詩も展示されます




この詩をはじめて読んだ折の気持も

ことばにはなかなかできないものなのですが

あえて文字にするならば読むたび、胸の奥がざわざわ、さわさわする感じ

小さな小さな生き物たちの声や音がしてくるような感じ


自分も確かにこの世界の小さな一員なのだと思い出してしまうような

そんな感じのものです



大人の方にこそ染みるおみくじ、詩とも思いますが

子ども達にもぜひ触れて欲しい世界です
























森と六月


2014.6/12(木)~617(火)


玉野太一・花道

オガサワラマサコ・陶と布

藤本徹・動物おみくじ

荒巻しゃけ・装身具と絵

堀込和佳・陶