しゃけの時々日記

果物柄のうす紙に十字に黄色のリボンがけ。

心踊るパッケージ。

展覧会の時頂いたものです。

昔からあるような八百屋さんだと、今でも子どもの頃に良く見たようなこんな感じにして下さるんですね。

こんな包みなら開けた後もむげに捨ててしまうこともしなくて済み、

何につかおうかなと思う時間も嬉しいです。



開けると、枇杷がお行儀よく並んでいました。




味も形も夏にぴったりな枇杷。


枇杷は他の植物を押しのけてしまうほどに強い木で庭木にはしないほうがいい、といわれるほどなのだそう。

捨てるところは無いそうで、実は食べたりお酒やシロップ漬けにするのはもちろん

葉はお茶に、お風呂に。

そして種が一番パワーが強く、焼酎に漬けるか乾燥させた後、

茶色の皮を剥いて中の白いのを一日一個ほどを食べるとあらゆる病気に効くとのこと。



小さい中に次世代がまるごと入っているって

それだけでも強く、尊い存在だとあらためて思いつつ。

種パワーまで大事に頂きたいと思います。