今年も今日を入れて二日。
書いておきたかったこと、記録しておきたかった写真のあれこれが沢山。。。
全部は難しくとも、なるべく思い残すところ無く書いておきたいと思います。
それではまずは11月行われた「武蔵野はらっぱ祭り」のことを。
私と娘のまりもは今年で三度目の参加。
今年はR.ECOHさんとワタナベイクコさん、お二方の共に5歳の娘ちゃん達と共に出店させて頂きました。
女子ばかりでの運搬、お店作りはそれなりに大変だったのですが、
みんなできることをできるかぎり。仲間が一緒っていいなーと実感する二日間。
みんな大好きなくじら山。
竹のシンボルドームも据えられ、この麓ではらっぱ祭りが行われるのです。
結構はやめから人が集ってきますが、時間を追うごとに
このくじら山に老いも若きもと人が鈴なりになっていく様がとてもおもしろくて。(写真撮れませんでしたが)
まるでくじらの背に本当に乗っているみたいに
その背で寝転んだり、食べたり、駆け回ったりと、思い思いの人間有様。
立ち並ぶカラフルなテント。私達のお店ダリア小物店は今年もオレンジ色のテントにて。
お隣は昨年と同じすずなりさん。占いのお店です。
私も・・・なんて毎年思うのですがお客さんがいっぱいでいまだタイミングつかめぬまま。
けれども今回お試しアロマだけは頂く事ができました。森に居るようなすごく落ち着くいい香り。
はらっぱ祭りはこのはらっぱやくじら山に思いを馳せ、感謝しながら
年齢問わずみんなで一緒に遊ぶ、ついでにお店も色々出る二日間という感じのお祭り。
まるで二晩だけ出現する小さな村のようなのです。
全体的にものすごーくお洒落ーーーというわけではない、誰もみんな一緒に居られるというような
すごいお洒落さんも、ごく普通のおじさんおばさんも、そして近所の子ども達も
遠方からの客人もわらわらと一緒に居られるような空気。
学生の頃、ヨーロッパとエジプトへ美術館ばかりを巡る旅に行った折に強く印象に残った、
各美術館の素晴らしい名画の数々に惹かれこどもも大人も自然に集っている
旅人もいれば、デートの人もいたり、普段着にサンダルを突っかけた近所のおじいちゃんが
小さな孫をベビーカーに乗せてお散歩にぶらーっといるといった光景に重なってしまうのです。
そしてこのはらっぱ村で扱われている品物は実はどこもすごくこだわりのものばかり。
基本的に共通しているのキーワードがあるとすればはやさしさかな、というような。
食べ物はそのまま心や体をつくるということは、娘の体を通しつくづく思い知らされているのですが
今の時代、真にちゃんとした食べ物を確保することはそう容易いことではなくなっているとも思います。
けれどここに出されているものは心づくしの配慮があるものばかり。
例えば伊豆で丹精こめてご自身で耕しているお米でつくったおかきなど、何回もおかわりしたくなるほどの美味しさ。 器もインドのおみやげとかで葉っぱでできているものだそう。
一体どうやって形作っているのかなというカタチ。もったいなくて捨てられません。誰かのプレゼントに使う為とっておこう・・・
そんな場に、私達が日々地道に作っている品物を出させていただけるのはなんともいえぬ幸せ感が。
2へつづく