しゃけの時々日記
もちはこべる小さな絵   団地シリーズ 


「午後3時」    

 

真鍮etc./ピンズ








2011.12.10~25まで 

国立、たとぱに さんの一角で開催させて頂いていた

syake at YukoAramaki アクセサリーなどの展示会「小さな市」 が終了致しました。



貴重なお時間に足を運んで下さった方


小さな可愛いこども達


色々な形でご支援下さった方 友人親族家族


そして穏やかな姉かのようなたとぱに店主さんのおかげで


よい日々、思いの中 この一年を締めくくることができます。






ありがとうございました。





「しゃけ通信VOL.6」 にも書きましたが、

日本に住む私達にとって

おそらく生涯忘れえぬであろう出来事があった2011年。




圧倒的な自然からの教え、人の行いの浅はかさ、傲慢さ、


何より自らのあり方を省みつつ、


多くの人々が置かれた厳しい状況


子ども達が生きていく未来のこと




ことの大きさを思うとき


あまりの悲しみに、


私はもう何かをつくり出すこともできなくなるかもしれない


動くこともままならないような、ことばに表すのも難しいような日々もありました。




ただ、いまだ困難な日々を送る人々


けれどそこから少しづつであっても懸命に歩みを進めようとされている方々の姿


自分にできることを!と思う方々が

ほんとうに様々な形で動かれてもいる



そこには誰にも消せない灯というものも確かに感じられました。





そして 今生かされている私にできることは何だろうと思ったとき



私はこれまでと同じく、心を込めたものづくりを続けること

絵を描き続けること



それをやめてはいけない、そう思いなおしました。





私は”もの”にも心がある 

ことばをかえると心を込めたあたたかなものをつくりだすことは

人に許されている、素晴らしい恩恵のように思っています。




そしてあたたかな心をもって作り出されたものは、

つくり手の手を離れたあとも

必ず何かしらの喜びを、いつまでももたらしてくれます。




またそんな作品を通じてうまれる人と人との繋がり、
それを私にさせてくれる 何か大いなる存在への敬意の気持ちが

これからも自分自身の道しるべとなってくれる気がしています。 




私が作り出す小さなもの達が、今も、そしてこれから時を経ても


ふと眺めて下さる方々の心を明るくするようなものであるようにといのりつつ


これからもつくっていきます。 








皆様にとって灯多い年末年始、新しい一年となりますよう 

心よりお祈りしております。



2011年、ありがとうございました。










●本日より1月8日頃までお休みを頂きます。 


 お問い合わせなどがありましたら1月9日以降、また宜しくお願い致します。