
現在私は 金属、紙、絵の具、布など、
幾つかの素材を使い分けてのものづくりをしていますが、
布を使うようになったのは娘が生まれてから。
それまでは 金属・絵の具(時には樹脂も)の方を使うことが殆どでした。
その時代は、ある納得するところまで仕上げるまでは
朝昼問わず、ご飯も睡眠もそこそこに、
というモーレツな感じでのものづくりの仕方・活動スタイル。
それが妊娠中や、娘が赤ちゃんの頃あたりから
大きくスタイルが変わってきたというか、
特に
火や薬剤を使うとか、音が大きく出るものは
感覚的に少し離れたくなったというのか
そうしたハード目な素材に関するものの思い付きも鈍くなってしまい。
(今はまた戻ってきていますが)。
おそらく、自分がもし倒れでもしたら、
その素材が元で何かあったら
娘のことはどうなるのか・・・
という感覚が働いていたのかもしれないのですが
その反対に、仕上がったら即娘のものにもできる、
布素材を触っていたい、作りたい、
と思うようになり、多用していました。
布素材は、赤ちゃんやこどもととてもなじみがいいというのか
違和感無く使える素材ということで
今でも使う割合は多い素材です。
画像のものは”裂き編み”のお花。
今年の一番に制作したもので
娘のカチューシャになりました。
これを編み始めたときは、お気に入りのカップの用のコースターに♪
などと思っていたのですが
横で見ていた娘が、髪にあて、自分のにして欲しい♪
と言い出し、そうなりました。
下のほうにピラピラとついているものは娘の提案。
このピラピラが ”可愛い” にあたり、とても重要なのだそうで^m^。
いつもは裂き編みのものは
何の器具も使わない方法で制作しているのですが
今回は丸くしたかったので、鈎針を使って編んでみました。
が、何を隠そう私は編み物は殆ど出来ません。
ですのでこの編み方もおそらく正式な方法では無いのですが
丸くしたい!という一念のみもって触っているうち、
イメージ通りに仕上げることができました。
よかったよかった。