先日、娘の保育園での運動会がありました。
最初の種目はかけっこ。
よーいドン!でゴールの先生を目指して走ります。
真剣さそのもので走る子。
得意げに保護者の方を見つつ、手をふりながら走っている子。
スタートの合図をききそびれ、一人だけ出遅れて
恥ずかしさと悔しさで、半泣きでゴールにたどり着く子。
あの子もこの子も 普段とはまた少しだけ違った表情をみせています。
娘なども、”一番になるんだ!”なんて言っていたことはすっかり忘れ、
一緒に走っている隣のお友達を、嬉しげに眺めながら走っています。
(横を向きながら走っているので当然、順位は・・・・・・^^;)
あとから ”遅くなっちゃった・・・ もっとちゃんと走るんだった・・・”
なんて、後悔している娘でしたが、
”後悔をする”なんていうことは去年にはまだ無かったことで、
私のほうはそんな部分に ”ああ、 またちょっとおおきくなったんだなあ・・・”
なんて思ったり。
やっと歩き始めた年齢のクラスから
来年はもう小学生になる、という年齢のクラスまで、
各年齢にあった内容のものが行われるお遊戯も楽しみのひとつ。
どのクラスのお遊戯も、日ごろ、園児達が興味がある事や、
できるようになってきたことを取り入れて、という構成内容になっています。
少し大きな子のクラスになると、先生だけが構成を考えて・・・、という形ではなく、
子供達と先生が一緒に、これがいいかな あれがいいかな
と話し合ってテーマや動きを決めていく、という形。
一部は園児も参加して あとは多忙な保育の合間に、
先生方がつくってくれた衣装や装飾などは、
主に廃ダンボールなどで制作されていてます。
特別な材料は使っていないのですが工夫がされ、
色もかわいくて素敵で、
文字通り、あたたかな、手づくりな内容です。
娘のクラスの出し物は
昆虫をモチーフにしたダンスだったのですが
こども達はみんな、とても生き生きと動いています。
自分達で話し合って決めたのだから当然かもしれませんが、
流れがちゃんと頭に入っているし、とにかく張り切って動いています。
中には 自分が興味がないシーンでは、いまいちちゃんとやっていない、
という子も居たりするのですが、
先生から特に強制などされることはない様子。
そこが何とものびのびしているというのか、見ているほうとしては、心から楽しめるのです。
(子供同士ではヘンなところはヘンだよ、とか お互い指摘し合っているみたいですが、
そこがまたおもしろく。)
そんなこども達の様子がでてくるのも、
そのお遊戯の目標が、”何か外側に評価を求める”
みたいなことではないから・・・かもしれないな、とおもいます。
演技、競技の最中は担任の先生だけでなく、
他のクラスの先生や、給食や用務、保健の先生が
皆で協力し合って進行してくれます。
園児は先生達の合図や、動きを聞いたり見たりして動くのですが、
先生達の、あたたかく、真剣なまなざしは
そのまま子供達に伝わっている感じです。
”ごく普通のことを、普通にする”というのは、
実際はとても手間ひまがかかり、
それでいて、地味な連なりなのだと思います。
娘を育てるということ、もっと広い部分では
全てのこどもたちがそれぞれのこどもらしく、
安心してすごせる場所を、守り、形づくっていく、とういうことについて考えるとき・・・。
ひとりの大人として、自身が生きるということも含め、時々迷ってしまったり、
難しく感じてしまうことも、あったりもするのですが、
娘の保育園に行く度に、のびのびした園児達を守り、
サポートしてくださっている先生、職員の方々の、
プロとして、そして大人としての姿に触れると、
感じ入るところがとても多くあるのです。
表にあまり見えてこない部分にも、きっと地道な作業があるのだろうなとも思い、
私も出来る部分からでいいから、少しづつ見習おう・・・!とおもっています。
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