その時に読んでいた本がいけなかったのですが、
小学生だった時、たまたま
「チョコレートが、できるまで」
みたいな内容の本が我が家にありました。
学校の同級生が、バレンタインの時、
「○○君に『手作りチョコ』あげようと思うんだ~」
と、言っているのを聞いたとき、非常に驚いたことを覚えています。
というのも、私が読んだ本のチョコの作り方によると、
カカオ豆の選別も大変そうだったし、一番心配だったのは
豆を粉にして、色々混ぜた後、チョコレートを練る工程のところで、
「交代で三日三晩練り上げます。」
というようなことが書いてあったからです。
(現在では、機械でやっていると思いますが)
大人でも三日三晩なのに、
小学生一人でどうやってそんなスゴ技ができるのだろう、と
○○君のことを思い出して、ポワンとしてる同級生の横で
めっちゃ変な顔をしていたのではないかと、推測されます。
その後、母に手作りチョコの作り方を聞いて、
「いやいや、そんなとこから手作りしている人はいない、
板チョコ買って、溶かして好きな型にするんだよ」と聞きました。
それは手作りチョコじゃないじゃん!!
三日三晩練り上げるおじさんたちに謝れ!と
ものすごくモヤモヤしたのは、今でも覚えています。(ー_ー;)
今までケーキやクッキー等のお菓子を作ったことがあっても
今で一回も、一般的な「手作りチョコ」を作ったことがないのは、
小学生のあの時から、時間が止まっているのかなぁ~。
長すぎだぁ~!!
でも、チョコを一回溶かして、また固めるという
一見、ムダな工程とも思える中にも、
大好きな人に向けて、自分の想いを込める作業……
そりゃ、頑張っちゃうよね~、そうだったのかぁ、と、
大人になって、やっと分かりました。
恋のなせる技ですかね~
そして、自分が手作りチョコ以上に避けているのは、
戦場と化したデパートなどの、バレンタインチョコ売場なので
作ることも、買うことも出来ず、これまでのバレンタインは
ハート型に抜いたチーズやニンジンなどで
毎年許してもらっております。
結局、ずっとチョコレートに対して腰が引けてるんですよね。
意気地がなくてスミマセン(ー_ー;)
あー、チョコの事ばっかり書いてたら、
チョコレートが食べたくなってきました