この年になってみてわかるのですが、
「グダグダの仕方が大事」ということです。

ちょっと今日はそんなお話。

若い頃はちょっとした成功やあるいは躓きがどちらも過大評価をしてしまいがちです。それはある意味当然というか、100回やったうちの1つの失敗よりは3回しかやったことのない失敗は占める割合が大きいので、受ける影響も大きい。

(これでいいのかな?)と思っていろいろリサーチしたり動いたりも大事なのだけれど、そのままのことが正解だった、ということも結構あるわけですね。

「頑張ってるんだけど、いまいち成績あがらないから塾辞めよっかな?」
「部活いまいちだからやめちゃおっかな?」
「高校行っててもいまいちだからやめちゃおっかな?」
「大学行っててもいまいちだからやめちゃおっかな?」
「Fラン大学なんて入っても意味ないし。」

こんな感じ。

誰しも似たような経験があって、経験値で
「もう少し頑張ってみれば?」
なんて無意識に言ってしまいがちだけれど、
経験値の部分もきちんと説明しないとなかなか伝わらないよね、
ということです。

こんな時、みなさんはどうやって活路を見出したでしょうか?
自分の場合は笑っちゃいますけど「気合」(笑)。
気合といっても裏付けがないので「大量行動」「合宿」なんて感じで気合をいれます(笑)。

これまで自分がグダグダしているときは、心底無駄だ、と思ってましたが、息子がグダグダしだしたときは、その経験が生きているように思います。

「いくらやってもノーコンだから向いてない」という息子。
「んじゃ一緒に1000球投げ込みしよう。」
「怪我しちゃうよ!」
「向いてなくてやめるんだから別にいいじゃんか。」
「できっこないよ!」
「できないかどうかやってみようよ。」

そういいつつ本当に特訓したことがありました。
結果は19時半くらいでボールが暗くて危ないから900球弱でやめましたが、それ以来息子はコントロールがよくなったようで。

 

映画「ベストキッド」のDVDをその後息子にプレゼントしたところ、ベスト・キッドが息子のよりどころになったようで。

↓どうせやめるなら、何してからやめますか?

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