話題の発達障害が広まった背景
大学生の頃、学校教育や健康科学に関する一般教養の講義で「発達障害」という概念を教えられた。
(広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群)、ADHD、学習障害
高校生の頃から発達障害についてはネットで調べて知っていたし、とくに何も疑問には思わなかった)
脳の機能障害であり、特性なので治すことは不可能。
(自閉症系、いわゆる広汎性発達障害には、扁桃体の機能不全と肥大、大脳辺縁系の異常と新皮質の過剰活動、前頭葉・小脳などの機能異常、グリア細胞(?)が過剰増殖し脳神経細胞が喰われる、などの神経系の異常が見られる)
(ADHDは前頭葉の異常)
これは、正高信男や中野信子の本、その他ネット情報で知った
まあそのメカニズムについては諸説あるけど、結局の所どんな学者や論文でも結論は、「何が原因か分からない」
症状や脳内現象については研究が盛んにされているけど、その原因についてはあまり考察されていない。
よく言われるのが、
・ワクチンのチメロサール(明確な神経毒性)
・農薬(堤未果「食が壊れる」:自閉症と農薬使用量の相関あり)
・遺伝的要因
・建築溶剤、公害物質、環境ホルモンなど
だけど、おおよそこれで正解でしょう。
だからこそ、学者やマスコミは原因については言及しない。
ワクチンが原因だと分かると製薬企業(化血研、KMバイオ、武田薬品、阪大微研、第一三共、他)が儲からない、農薬が原因だと分かるとデュポンが儲からない、、、、
・・・・・なんだけど、それだけだと「発達障害」という概念が広まったのは、「単に最近そういう人が増えたから」だということになる。
たしかに、最近の子供はワクチン・農薬・環境ホルモンの影響を受けまくって、発症率も年々増加している。
が、それで終わりか?
私自身も、最近までは「ただそれだけの現象」だと思っていた。(化学物質暴露による脳機能障害が増えている、という社会現象)
どうもそう単純ではないらしい。
ここまで発達障害という概念が広まり、「自分も発達障害なんじゃないか?」と不安になってネットで自己診断テストを受ける人が増え(私も受けてみた)、大して生活に支障をきたしていない人が精神科を受診したがり、診断難民も増えたのにもすべてウラがある。
その背後にある精神科ビジネスの狂気について、つい最近知った
内海聡「精神科は今日も、やりたい放題」
・その日の気分で決まった診断基準
精神疾患マニュアルの権威である「DSM」。
実はコレ、製薬会社と癒着した精神科医が気分と多数決で診断基準を決めたもの
DSM編集委員長:アレン・フランセス博士「DSMはとんでもない処方につながりかねない未検証の新たな診断の導入である。こうした謝ったレッテルを貼られた子供たちに、抗精神病薬が何らかの利益をもたらすという証拠はどこにも存在しない。」
そう、製薬会社と精神医療が儲かるように、診断基準を設定したのである!
先に薬が開発されて、その薬を売るために都合のいい疾患が作り出されている
(先に診断基準が作られ、それに適合する薬をあとから開発するのでは無い。実態はその逆。)
精神疾患は、すべて薬屋が儲けるために「創り出されている」