大麻と神と宇宙人と風の谷のナウシカ

 

大麻に関してはこの記事で最後にします。

 

・結論からいうと、古代~戦前に至るまで麻を衣、食、住、医療に用いてきたこと自体が間違い

・麻は日本の草でも何でも無い。紀元前1万年から栽培されていて、中国やエジプトなど世界中で服や薬として利用されていた。アフリカにもオーストラリアにも自生していた。

・アヘン戦争時には、ヨーロッパでアヘンの代わりに大麻が流行した。パリでは芸術家の間でマリファナ愛好クラブができ、ビクトル・ユーゴーやバルザック、ボードレールなども会員だった。(つまり、偉大なる文学者、芸術家先生方も薬物中毒者だったわけだ。)

 

天の岩戸隠れの神話では、素戔嗚尊が暴れ回り、怒った天照大神は天の岩戸に引きこもった。天鈿女命は、気を引くためにドンチャン騒ぎをした。それが終わると一羽の鳥が舞い降りた。この鳥は天日鷲命で、天磐船に乗って種穂山に降臨し、・粟・五穀の種を持ってきた。この騒ぎで天照大神は戸を開く。

 

 

(これは、宇宙人がUFOに乗ってきて、地球に五穀と麻の種をもたらしたと解釈できる。歴史の真相で引用した「竹内文書」にも、「人類は月からきた、宇宙から船に乗ってきた」などの記述がある。天日鷲命は八咫烏と似て3本足だったが、それは人間ではなく宇宙人だったからではないか。宇宙から何者かがやってきた。そして、生物を創造し、宇宙人は神と呼ばれ、その末裔は天皇と呼ばれた。麻は、宇宙人が人類のために与えたきわめて重要な植物である。宇宙人は人類が地球を汚すことなど分かっていたので、その毒を浄化するために麻を与えた。言い換えれば、浄化装置である

 

 

つまり、麻は歴史的には天皇と一部の神官しか触ってはいけない植物。それを、神道が大衆化してしまったのが大間違い

(宇宙人一族である古代天皇のみが、扱うことを許された)

 

徳島には三木家という麻を天皇に納めている家があり、皇室の麻の着物はすべてそこで作られている。

三木家の庭には、国歌の「さざれ石」がある。(つまり、古代宇宙人一族の家)

そして、徳島には大麻比古神社があり、麻植郡という地名もあった。(古代宇宙人ゆかりの地)

本来の古神道では、祈りの場は磐座(岩)のみで、自然と一体化する信仰だった。

 

しかし時代が進むと、鳥居や神社が建つようになり、権力の誇示や偶像崇拝が起こり始めた。

そして麻は神の化身として扱われ、聖域を囲む結界として注連縄や鈴縄として利用された。歴史的に古代宇宙人のみが利用してきたものが、人間へ、大衆へ広まっていった。

そして服として利用され、食用、薬として使われ、吸引に使われるに至る。

 

 

・麻は解毒力が高く、幻覚成分を有することは昔から知られていた。

・麻で服を作る(麻打ち)ときは、「麻酔い」で酔っ払った気分になるので注意されていた。

・つまり、麻打ちをするということは、環境中にTHCを垂れ流しながら作っているのであり、その服を着るということは、自分はその毒物が抜けた麻を利用し、自分の身体の解毒に利用しているということ麻は毒を吸収し浄化する作用が強力。ただ、繊維を作るときに環境を汚してもお構いなし。自己の健康のためならそんなことどうでもいい。

 

(個人的には、この部分はあまり共感できない。「奪われし未来」でも書かれていたように、麻で放出されるTHCなど比になれないくらい人類はこれまで環境ホルモン公害物質排気ガスを何百万トンと放出してきた。奈良の大仏でも何百トンもの水銀が放出され、戦争でも何万トンもの毒ガス、枯れ葉剤が散布され、原発は放射性物質を垂れ流し、農薬はまき散らし、何千回と実施された核実験でも放射性物質をまき散らし、、、、とにかく、大麻に限らず人類はこれまでも、そしてこれからも、生きている限り永久に地球を汚し続けるので、麻の服程度で大袈裟だと思いますけどねえ)

 

バイオレメディエーションにより地中の毒を吸い取り、花や葉に変換されて溜まっていく。だが、麻の服を作る人は、その毒を地球に戻している

(これは本当にそうなのか? 私はイマイチ納得できない。まず、

1.窒素酸化物や重金属、放射性物質を吸収するとして、それがどういう合成経路で窒素なしのTHCに変換されるのか?

2.重金属などは元素数が違いすぎるし変換されようがないので、そのまま葉に溜まるのか?

3.では、大麻の毒性は、THCだけでなくむしろその他の吸収した毒物による作用が大きいのか?

などの疑問が残ります)

 

 

 

・「神道が欺瞞に満ちている」のも、こうして毒を環境に放出して注連縄などを作っているから浄化装置としての使用目的に反しているという意味。そして、ビジネスのための道具として悪用した

・神道において、大麻は収入源。

・神宮大麻の売上げの内、50%が伊勢神宮へ上納。32%が神社庁、16%が神社へ納められる

・伊勢神宮の収入は年間40億であり、ビジネスとして重要な植物。

 
 

大麻の種子(ヘンプシード)にはTHCが含まれない。つまり、次世代には毒を受け継がせず、ビタミンなどのいいものを残すという、極めて良心的かつ凄まじい能力をもった草である。


 

大麻の喩えにふさわしいのは「風の谷のナウシカ」で登場する「腐海の植物

(枝の先のほうに毒が多い、上層で毒を出し、下層は浄化。浄化が完了すると砂になる。ヒマラヤ地方原産。)

 

 

 

・・・・・で、この本でも解決出来ていない一番の謎。それは、どうして宮崎駿はこんな高度な大麻論の原型をイメージすることができたの?

ただの相似形じゃあ説明がつかないでしょう。

天啓というか、宇宙のインスピレーションを得たのか、、、、