船瀬俊介を本屋で知った

 

高校生の頃、近所のプラリバ(改装前)内のリブロで、ある一冊の本を手に取った。

それは、「できる男は超少食―空腹こそ活力の源 ! 」(主婦の友社)である。

別にできる男になりたかった訳ではないが、単に「少食=できるヤツ」という図式が斬新で面白そうだと思ったから買ってみた。

 

で、実際面白かった。

少食によって免疫が活性化し、あらゆる病気が治り、長生きし、脳機能も活性化するというのは知らなかった。

そもそも、たもりやタケシが一日一食であることすら知らなかった(だってTVでそんなこと報道されなかったし)

世には知られていない「マクガバンレポート」で牛乳の害を知ったり、フォイト栄養学の肉食詐欺を知ったり、医療・製薬・食品業界が少食のメリットを黙殺しているのも、国民に少食が広がると業界が儲からないからだという経済構造も知った。

 

そして、一番驚いたのは、森美智代さんのように「食べないで生きている人」が存在することだ。

「人は食べないと死ぬ」というのが常識だと考えていたが、一日一杯の青汁とサプリだけで生きていけるのにはビックリ!

しかも、そのおかげで、脊髄小脳変性症を患い歩行困難となっていたのが回復した!

 

あまりにも知らなかったことが多くて、読んでて興奮した。

もちろん自分も朝食抜きや牛乳を飲まない、肉は摂り過ぎない、和食を基本に、などを実践してみて、かなりアレルギー体質が改善した。

さすがに高校生で断食はしなかったが、勢いづいて大学生になって1日だけ断食を試してみた。

しかし、あまり効果は得られず、ただ苦痛なだけだった。もうしないかな。

 

この本の駄目なところは、紹介されてる断食ドリンク?(なんか梅干しやらやゴマやら海苔をミキサーで混ぜるヤツ)が不味いのと(Youtubeで船瀬さんがカレーを作る動画があったけど、無茶苦茶だったし、料理下手なんだろうね)、睡眠時間が短いと脳に悪影響がでないか心配という点くらいかな。

 

カレー動画↓

 

 

 

最近調べたら、フェルミ漫画大学で紹介されてた↓

 

 

このチャンネル、自己啓発系が多くて大嫌いなんだけど、この動画も少食のメリットと方法論中心で、学術的根拠や実例、権力構造について触れていないのが致命的。

 

とにかく、この本をきっかけに、船瀬俊介という人物を知り、関連書籍を読み漁っていった。

(偶然、同じ福岡県出身であることを後になって知った)

 

つづく